日にち：2013年4月22日
場所：長野県北アルプス八方尾根
コース：八方尾根スキー場→八方池→八方尾根スキー場
天気：晴れ
前日に季節外れの大雪が降り、この日は高気圧に覆われた快晴が期待できそうと言うことで、平日でしたが午前中は仕事をお休みして今シーズン2回目となる八方尾根に出かけてきました。ところが天気はいまいちで、まるで冬のように雪雲がすっぽりとかかり、曇り時々青空という感じでした。さらにはいざ滑りだそうとした最初のターンでテレマークのワイヤーがプチンと切れてしまい、無念のリタイヤとなってしまいました。キャリアベルトでブーツをビンディングに固定後、尾根上をゲレンデまで斜滑降でなんとか滑り降りていったのでした。それにしても今シーズン初滑りの八方尾根で板を損傷し、今シーズン2回目の八方尾根ではワイヤーが切れてしまうと、今シーズンはどうもここはついていません(^^;。
朝5時50分に自宅を出発し、八方尾根スキー場を目指します。
次の写真は八方尾根スキー場の近くから撮影したスキー場の様子。山にはすっぽりと雲がかかっていますが、このときは時間と共に消えるだろうと大いに期待していたのですが．．．。
7時27分、ゴンドラ乗り場すぐ横の駐車場に到着。ゲレンデも下の方はもうすっかり雪がありません。この駐車場に到着時、車はまだ3割ほどという感じで、平日だから空いているのかなと思っていたのですが、あっという間に車で埋まっていき、8時前には満車になってしまいました。私もそうですが、昨日の大雪と今日の天気予報に誘われた人が多かったのでしょう。
準備をし、8時運行開始のゴンドラに乗って上に向かいます。兎平はまだ地面が見えているところはありません。
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一番上の斜面にノートラックバーンが残っていたら、滑ってみようと思っていたのですが、昨日ですっかり食い尽くされていました(^^;。
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リフト降り場の先では登山やバックカントリーに向かう人が準備をしていました。私もスキーにシールを貼って準備します。
8時51分、トレースをたどって登り始めます。ただ斜面の雪は期待したさらさらパウダーではなく、昨日の湿った雪が今朝の強い冷え込みでクラストして堅めの斜面となっています。
スタート地点の横の斜面も昨日の雪で真っ白ですが、良く見ると小さな亀裂が埋もれかかっています。
奇跡的にちょうどこのとき、白馬三山がきれいに見えていました。
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白馬岳をズーム。6月頃にはぜひ滑りに出かけたいです。
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杓子岳をズーム。
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白馬槍ヶ岳をズーム。
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尾根上の登山道も途中まではなんとか雪がつながっていましたが、その先の岩場はスキーでは無理で、その手前で左側にトラバースしていきました。
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左側に回り込んで進んできます。
山のピークにはすっぽりと雪雲がかかっています。またこの辺りから吹く風もかなり強く冷たくなりました。
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9時24分、トイレ小屋を通過。
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尾根上の斜面のあちこちに昨日のものと思われるシュプールがついていましたが、残念ながら今朝はどこも斜面がクラスト気味で厚めのもなか雪という感じです。ああ、今日はパウダーはどこにもないのでしょうか．．．。
9時49分、八方池の横に到着。ここで周囲の斜面の様子を見てどこを滑ろうか考えます。
いつも滑るこの先の南面は、斜面上部のあちこちに大きな亀裂が出来ています。また多分昨日のものであろう雪崩の跡もあちこちにありました。うーん、今回は南面は止めた方が良いかなあ。
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八方池はまだすっかり雪の下です。
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とりあえず今年まだ滑っていない北面側の斜面（無名沢上部）の様子を見てみようと斜面を滑り降りようとしたその瞬間、なんとテレマークのビンディングのワイヤーがぷつんと切れてしまったのでした。とほほ。
極寒、かつ強風下でゆっくりと修理している余裕が無いため、応急処置としてキャリアベルトでブーツをビンディングに固定して、そのまま登ってきた尾根上を斜滑降でゲレンデまで滑り降りていったのでした。テレマーク姿勢を取るとベルトが外れてしまうためにテレマークターンが出来ず、この悪雪を滑るのに苦労しました。
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帰りもゴンドラに乗って下り、11時20分、駐車場に到着。
それにしてもこの時期にパウダーを期待したのが少し甘かったようです(^^;。次はぜひぽかぽか陽気の中、快適ざらめを滑りたいです。
