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四阿山登山(2009年9月)

日にち:2009年9月17日

場所:長野県四阿山

コース:あずまや高原ホテル前駐車場→四阿山→あずまや高原ホテル前駐車場

天気:晴れ

この日も快晴が期待できたことから、思わず午前中仕事を休んで四阿山に登りに出かけてきました。四阿山は今年の7月以来となりますが、前回はガスって展望がほとんどありませんでしたので、今回は山頂からの大展望が本当に楽しみでした。
ただ4日前にハーフマラソンを走り、それ以降も早朝登山を2回していたということで、自分の思っている以上に疲れが体にたまっていたようで、登る途中の何でもないところで岩につまづいて見事にどさっと転倒してしまい、その拍子に側頭部を石か低木にぶつけて切ってしまい、流血の怪我となってしまったのでした。登山では過去最大の怪我です。

朝5時に起きると雲一つ無い青空(まだ暗いですが)が広がっています。今日は間違いないでしょうとすぐに自宅を出発し、スタート地点のあずまや高原ホテルを目指します。そしてあずまや高原ホテルのすぐ手前にある登山者用駐車場に到着したのは6時30分のことでした。まだ車は1台も停まっていませんでした。

6時32分、準備をして歩き始めます。しばらくは舗装された道路を上っていきます。

あずまや高原ホテル。朝は逆光できれいに撮れませんでしたので、次の写真は帰りに撮った写真を載せています。

この先から林道歩きとなります。最初の分岐は右。

次の分岐も右。すぐにゲートがあります。

しばらくすると登山道に両側から笹が覆い被さるようになり、葉に着いた朝露でズボンや靴がすぐにびしょ濡れとなってしまったのでした。

6時55分、牧場の脇に出ます。正面に四阿山がくっきりと見えています。

冬期のバックカントリーの際には、ここから直接牧場内を真っ直ぐ登っていけるのですが、今は牧場の脇にそって登山道を進んでいきます。途中で何度かゲートを通りますが、次のゲートは脇を通ることが出来ず、登って越えていきました。

牧場の真ん中の登山道を登っていきます。

左側には菅平高原、そしてその向こうに北アルプスが見えています。今日は本当に素晴らしい天気です(^^)。

間もなく林の中に入ります。

ちょっとした広場があって、そこからは正面に四阿山が見えています。


(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)

そしてその左隣の中四阿の尾根。帰りは時間があればそちら経由で下ろうと思っていたのですが、それどころではありませんでした。

浅間山方面も若干かすみ気味ですが皆見えています。

7時37分、中四阿への分岐に到着。私の持っていた登山地図ではここまでコースタイムが1時間で、今回は私も1時間かかってしまいました。今回はちょっと歩くペースが予定より遅いかな(午後からは仕事があったのであまりゆっくりは出来なかった)と、これ以降は少し焦り気味に登っていたのも、後から思えば転倒の一つの要因になってしまったような気がします。

そのまま真っ直ぐ四阿山山頂に向けて進んでいきます。ちなみにこのルートは冬にスキーで登ったことは一度ありますが、それ以外では初めてとなります。

笹に付いた朝露でズボンは腰までほぼびっしょです。ここまで濡れたら、今更カッパを着ても変わらないだろうと諦め気分でカッパを着ませんでしたが、後から思えばそれでもカッパを着るべきでした。ズボンを手で握るだけで水がじゃーっと絞れるほど濡れてしまい、その水が靴の中にも流れ込んで靴下が濡れるだけでなく、靴の中に水がたまってちゃっぷちゃぷ音がするほどでした。それだけ濡れてしまったことで足が少し重くなり、自分が思っているほど足が上がっていなくて岩に引っかかる一つの要因になってしまったような気がします。

8時11分、8合目と書かれた岩に到着。この辺りから周りの景色が良く見えるようになります。


(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)


(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)

そんな周りの景色をきょろきょろ見ながら歩いていた時、いきなりどさっと倒れてしまったのでした。いつもだと足が引っかかっても、あっ、危ないと感じる瞬間があってそれなりのリカバーが出来たのですが、今回はなぜか倒れて頭を打ってから、あ、倒れたんだと気が付いたほどでした。それほど見事に足を引っかけてしまったのですが、あとでどの石でつまづいたんだろうと見てみたらこの薄い板状の岩でした。その時、帽子はかぶっていたのですが、転んだ拍子につばが何かに当たって半分外れかかっていました。

ガサッと頭に強い衝撃があり、あっ、これはやばいな、軽傷では済まないなと直感し、手のひらを痛む側頭部に当ててみると手のひらが真っ赤に...。慌ててポケットティッシュを取り出して傷を押さえます。この出血が止まらないとヘリでレスキューを呼ぶことになるのかなあも思ったのですが、何度かティッシュを交換していたら出血がほぼ止まり、ほっとしたのでした。打撲の痛みも収まってきましたし、なんとか自力で行動は大丈夫だろうと判断し、ここまで登ってきたのだから一応山頂は踏んでから下ろうとそのまま山頂に向けて歩き始めました。(ただ本来なら安全を考えて下るべきでした)

この標識ですが良く見ると四阿山に真っ直ぐ進むルートと、少し右側に登っていくルートの2つが表示されています。ただこの標識はあまり良く見ることなく(ここは1本道で分岐は無いと思いこんでいたため)、次に赤いマークが見えた右側のルートに進んでいきました。

四阿山の山頂がぽっこりと見えてきます。

この先で登山道がだんだんとあやふやになってかすかな踏み跡程度になり、まあ方向は間違っていないからと進んでいったら中四阿からのルートに合流出来ました。そして8時49分、根子岳への分岐地点通過。

四阿山山頂はもうすぐです。

8時58分、長野県側の祠に到着。

すぐ先の群馬県側の祠と山頂の標識。

低い方は若干かすんでいますが、でもほぼ360度見渡せる大パノラマに感激です。では南東の浅間山方面から右回りで。


(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)

浅間山をズーム。


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篭ノ登山とその向こうの富士山をズーム。


(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)


(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)

湯の丸山とその向こうの八ヶ岳、南アルプスをズーム。


(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)


(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)

北アルプス槍穂高をズーム。(せっかくですので撮影場所を変えています)


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北アルプス白馬三山をズーム。


(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)


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頸城山塊(高妻山、黒姫山、妙高山など)をズーム。


(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)


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(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)

9時22分、少し遅めの朝食後、同じルートを下り始めます。


(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)

下りはほぼ正面に常に北アルプスを眺めながらの最高の散歩道でした。


(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)

10時57分、駐車場に戻ってきましたが、停まっている車は結局私だけでした。

その後自宅に戻ってから、傷の具合が自分ではよく分からないため、外科の先生に見てもらったのですが、傷が思ったより深く2針縫うことになったのでした(^^;。それにしても今回は自分にとって反省の多い登山となりました。