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乗鞍テレマーク(2009年4月)

日にち:2009年4月28日

場所:長野県乗鞍高原

コース:乗鞍高原温泉スキー場三本滝駐車場→位ヶ原→富士見岳手前のコル→位ヶ原山荘→乗鞍高原温泉スキー場三本滝駐車場

天気:晴れ

この数日ほど、寒気が入って上の方では相当新雪が積もったらしいと言うことで、最後のパウダーを期待して天気が回復したこの日、再び乗鞍にバックカントリーに出かけて来ました。ただ今朝まで猛烈な風が吹き荒れていたようで、積もった雪は吹き飛ばされたか、残っていてもパックスノーとなっていて、残念ながらさらさらパウダーはもうどこにもありませんでした。でもゴールデンウイーク直前の平日の比較的静かな乗鞍をたっぷりと楽しむことが出来ました。

朝5時20分に自宅を出発し、乗鞍高原温泉スキー場に向かいます。春スキーバスの運行は5月に入ってからですが、もう三本滝までの道路は除雪が完了し、そこまで上がれるはずでしたので、休暇村の前を通って先に進みます。ただその先のゲートは片側が閉まっていて通行止の表示が...。でも片側のゲートは開いていてたため、駄目なら引き返すつもりで先に進みます。三本滝までの道路はこの時間、ところどころ凍結していていました。三本滝の駐車場ですが、既に車が15台ほど停まっていました。少し安心し、私もここに車を停めて出発の準備をします。

次の3枚はスキー場手前から撮影したもの。


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山は真っ白です(^^)。

準備をして7時21分、ゲレンデを登り始めます。

ゲレンデの下の方の降雪は10cmほどでしょうか。ただこの時間、ほぼクラストして堅めの状態でした。

途中の道路は除雪されています。ただ朝は雪がうっすらと積もっていてシールのまま横断出来ましたが、帰りは道路上の雪はすっかり溶けてしまっていました。

おそらく昨日あたりのシュプール。少し重めながらパウダーが楽しめたようです。

7時52分、ゲレンデトップ到着。

ここまで来ると雪も表面がパックパウダーの状態になり、シールが良く効いてほぼ直登で問題なく登っていくことが出来ました。

8時15分、最初の急斜面を登り切ります。この辺りはそよ風程度の涼しい風が吹いていてちょうど気持ち良かったです。


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位ヶ原手前の大きな段差も、今回の降雪で再び埋まったようです。

位ヶ原に登る急斜面もまだノートラック状態です。雪が良ければ一度滑っても良いかなと思ったのですが、やはり斜面はパックパウダーの状態で表面が削れる程度かなと感じ、滑らずにそのまま進むことにしました。
ちなみにノートラックに見えたのは、おそらく今朝まで吹き荒れた強風でシュプールがリセットされたための様です。


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9時30分、位ヶ原到着。ちなみにそこにはこんな巨大なシュカブラがありました。おそらく今回の降雪は30cm以上あったと思われますが、位ヶ原では大半はこのように吹き飛ばされてしまったと思われます。ということは上の斜面の方も状態が気になります。

位ヶ原は天気が良いと本当に気持ちが良いところです。ではここからの展望をご紹介。


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今回は第一候補が剣ヶ峰・蚕玉岳、第二候補が富士見岳手前の富士見沢でしたが、やはり剣ヶ峰や蚕玉岳の方は上は雪が吹き飛ばされて下の堅い?バーンが広く出ているのがここからも分かります。どうしようかと迷い、とりあえずはトイレの建物のところまで進んで見ることにします。
次の写真ですが、表面が波打っているのが分かるでしょうか。クラストバーンが広く出ていますが、ただスキーで歩くと少しへこむ位に徐々にゆるんできていました。


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ここから肩の小屋に向けて少し登り始めたのですが、吹きだまりに見えた斜面もパックパウダーの堅めの状況は変わりませんでした。それなら万が一を期待しようと、ここで行き先を富士見沢に急きょ変更し、トイレの建物の横を通って、摩利支天岳と富士見岳の間の稜線に登る斜面の方に向かいます。
ちなみに先行している人は、確認できた範囲で剣ヶ峰方面が7人ほど、こちらが2人だけでした。その二人もどうやらこの斜面を滑り降りてきまして、富士見沢に向かったのはどうやら私だけの様でした。
この斜面も表面はパックパウダーの状態でクラストバーンはほとんど無く、直登で快調に登っていくことが出来ました。

左側にそびえる乗鞍岳。まだ斜面を滑り降りるのを一人も見ていませんが(肩の小屋の方から滑っている人は二人ほど見た)、斜面はどんな感じなのか気になります。


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11時9分、摩利支天岳と富士見岳の間の稜線に到着。稜線上はかりかりのアイスバーンとなっていました。風も冷たいです。
この状態ではシールでは無理なので、スキーをザックに付けてアイゼンを装着しまう。

富士見岳とその手前のコル。斜面を慎重にトラバースしていきます。今回一番緊張した場面でした。


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コルから富士見沢の斜面に入ります。

斜面の上部はすごいことになっていました。50cm近いシュカブラです。稜線上はほとんど吹き飛ばされて下のクラストバーンが出ています。ただ斜面の雪は残念ながらパックパウダーで、スキーでは数センチしか沈みませんでした。

富士見沢の上部は不思議と風がほとんどなく、ぽかぽかと暖かい中のんびりとお昼にすることが出来ました。
11時55分、準備をしていよいよ滑り始めます。斜面には見る限りまだシュプールは付いていません。どうやら私が最初の様で楽しみです。


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パックパウダーですからこんなものでしょう(^^;。でもスキーで削った雪がパウダーとなって斜面をさーっと流れていきます。


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しばらくすると雪が少し柔らかくなってきました。


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下の方は斜面が少し波打っているように見えます。実際の凹凸はそれほど気にならなかったのですが、その縞の部分で雪質が少し堅めと柔らかめを繰り返しますので、注意しつつ滑っていきます。


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斜度がゆるむと再び雪は再び少し堅めになりました。


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今の斜面を振り返ってみます。稜線からここまで一筋のシュプールが続いているのが分かるでしょうか(^^)。これだからノートラックバーンは止められません(^^;。


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下の方に位ヶ原山荘と道路(このあたりはまだ除雪はほとんど進んでいないように見えました)が見えてきます。斜面もあと少しです。

下の方は日射しでゆるんで滑りやすい雪になりました。
12時27分、道路に出ます。ここでシールを付けてツアーコースまで登り返します。

次の2枚は途中で振り返ったもの。


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13時12分、ツアーコースに下る急斜面の上に出ます。シールを外してここから滑り出します。


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あれ?、てっきりパックパウダーの斜面かと思っていたのですが、意外と柔らかい雪で気持ち良く滑ることが出来ました。
ただこの先のツアーコースは荒れているのに加え滑りにくい重い雪、もなか雪で思い切り疲れてしまいました。
駐車場到着、14時ちょうどでした。