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白馬乗鞍テレマーク(2007年4月)

日にち:2007年4月20日

場所:長野県栂池高原・白馬乗鞍岳

コース:栂池ロープウェイ自然園駅→天狗原→白馬乗鞍岳→天狗原→栂池高原スキー場

天気:晴れのち曇り

週末にテレマークに行くことを計画していたのですが、どうも週末は天気が悪そうだったため、快晴のこの日、急きょ仕事を休みにして一人で2週間ぶりとなる白馬乗鞍に行ってきました。
一昨日に栂池スキー場の上部で10cmほどの雪が降ったということで、もしかしてそれなりの雪が期待できるのではと楽しみにして行ったのですが、確かにこの時期にしてはまあまあの滑りやすい雪でした(^^)。
朝6時前に自宅を出発し、栂池高原スキー場を目指します。次の写真は栂池高原スキー場ですが、下の方のゲレンデにはすっかり雪が無くなっています。これではゴンドラで上がってゴンドラで下ってくるしかなさそうです。(実際にそうでした)

ゴンドラ横の駐車場に着いたのは7時40分のことでした。さすがに平日と言うこともあって、この時間の駐車場はがらがらです。

リフトのチケット売り場もがらがら。ただしゴンドラの運行開始が8時30分で、チケット売り場の窓口が開いたのもその少し前でした。

ゴンドラから栂池ロープウェイに乗り換えます。ちょうど朝一番のロープウェイに乗ることが出来ました。ちなみにこのロープウェイに乗っていたのは30人ほどでした。多くはテレマーク/山スキーの人でした。

栂池ロープウェイ自然園駅で準備をしてから9時15分、いよいよシールを付けたテレマークスキーで歩き出します。
天気はこの頃は若干薄雲がかかっていましたが、その後どんどん天気は良くなっていきました。
日焼け止めをたっぷりと塗り(前回首筋のうしろ側をかなり日焼けしたので、今回は首筋にも日焼け止めを塗りました)、上着は最初から脱いでしまいました。風もほとんど無く、前回同様実に暑かったです。

私の前には3、4人が先行して登っていました。そのトレースをたどって行きます。ちょっと堅めのザラメ雪の上に10cmほどの軽めの新雪(ただし半分ザラメ化している)が積もっています。


(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)

天狗原手前の急な斜面を汗をかきつつ登っていきます。このあたりは周りを見てもほとんど滑った跡が無く、帰りはどこを滑ろうかとわくわくしながら登っていきます。

急な斜面を休まずに30分ほどで登り切ると天狗原に到着です。白馬乗鞍岳もきれいに見えています。ここから見る限り、誰かが滑った跡は見あたりません。わくわく。

白馬乗鞍岳の斜面の正面にある岩場に着いたのは10時35分でした。ここで目の前の雄大な斜面を眺めつつ小休止とします。
斜面を既に2人登っているのが見えます。そして私が休憩している間にもう一人先に行きました。


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10時45分、いよいよ目の前の斜面を登り始めます。なお先ほどまではほとんど無風状態でしたが、このあたりから若干風が出てきて寒さを感じたので、上着を着ました。
よく見ると一人滑った跡があります。でも新しいものではなさそうなので、おそらく昨日滑った跡かなと感じました。まあこれだけ広い斜面ですから、下りはノートラックの好きな場所を選んで滑ることが出来ることでしょう。
ちなみに雪質ですが、この辺も新雪がざらめ化しつつある感じでした。ただし表面が軽くクラストしていました。表面が太陽の熱で溶けて薄氷が張った感じで、本当に薄いので登るのにも滑るのにも特に支障になることはありませんでした。


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下りですが、登っていく右手のノートラックのバーンが滑りやすそうに見えたので、私はここを滑ることに決めました。
次の写真は登っていく途中で後ろを振り返ったもの。3分の2のあたりまでは、ほぼ直登でシールで登ることが出来ました。

斜面の一番上の岩場がやっと見えてきました。登るペースがいつもより速かったためか、最後の方はかなりきつかったです。
斜面の上の方にいくほど雪質が良くなってきて、重めの新雪という感じになっていきました。ただところどころで表面が堅いもなか雪の部分もありましたが、あくまで部分的ということで、滑っていて時々エッジが引っかかる程度でした。

岩場到着、11時40分でした。

次の写真はこのあたりの雪の感じです。2週間前の堅いもなか雪と比べると全然柔らかく、実際にとても滑りやすかったです。

次の写真は岩場から下を見下ろしたもの。


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昼食後、スキーのシールを外していよいよ私もダウンヒル開始です。12時15分でした。
いったん岩場から右側の斜面に回り込んで、そこから滑ることにしましたが、その斜面を見下ろしたもの。

時々もなか雪でエッジがひっかかるものの、重めの新雪という感じで気持ちよく滑ることが出来ました。今回は、白馬乗鞍に今まで3回来た中で、一番自分には滑りやすい雪質でした。

そしていよいよ登るときに目を付けておいた斜面に行きます。ただしこの斜面の上部はかなり急で雪崩の危険性もあるため、一番急な部分は避けて斜面に入りました。
そしてターンを繰り返しつつ一気に長い距離を滑ってしまいました。最高!の一言です(^^)。
ただ表面が薄くクラストしているので、スキーでとばされた雪の一部が斜面の表面を滑り落ちてきて、滑っていて後ろからざーっという音がしてきたのにはびっくりしました。


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半分ほど下ったところでいったん停まって写真を撮ります。次の写真はこれから下る斜面の様子。


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斜面をほぼ滑り降りてから、振り返って撮ったもの。
斜面の上に向かって、登りのルートより右側が私のシュプール。左側には先行者のシュプールが刻まれています。私は比較的細かくターンしているのが分かります。


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ところで天狗原ではいくつかカイトが上がっていて、なんだろうと思っていたら、それでスノーボードを乗っていたのでした。カイトボーダーとでも言うのでしょうか。カイトを使って海でボードに乗っているのは見たことがありますが、雪上でカイトを使っているのを見たのは初めてです。


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12時30分、斜面の正面にある休憩場所の岩場まで戻ってきました。
それにしてもこの時間でまだ斜面には滑った跡が4人分のみ。この斜面を滑るのは平日が良いかもしれないなあとつくづく感じました。
あとはスキー場まで下るだけです。天狗原の先の斜面を、まだ誰も滑っていない斜面を選んで一気に滑り降ります。


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さすがに下るにしたがってだんだんと重めのざらめ雪となってきましたが、特にエッジをとられることもなく、気持ちよく滑っていきます。ただ栂池ロープウェイ自然園駅から下の連絡通路の部分まで来ると、かなり暖かで雪が柔らかく、板が全然滑らなくなってしまったのには参りました。13時30分、けいれん一歩手前の状態でなんとかスキー場までたどり着きました。
次の写真はゲレンデから白馬乗鞍岳方面を振り返ったもの。

今回は天気と雪にも恵まれ(もう一つ付け加えるなら人の少なさも)、最高のハクノリを楽しむことが出来ました。