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ITIL認定試験

資格概要

ITサービスマネージメントに関するベストプラクティスであるITIL(Information Technology Infrastructure Library)に関する認定資格。
現在、EXIN(Examination Institute for Information Science)とISEB(Information Systems Examinations Board)という2つの団体が認定している試験が国内で実施されているが、現在日本語で受験可能な試験は、EXINの「ITIL Foundation(ITサービスマネジメントファンデーション試験)」だけの様です。

ホームページ

http://www.exin.jp/

対象ユーザ層

ITサービスのマネージメントに携わる人。

試験について

試験は現在、プロメトリックの試験センターにて実施されている。 パソコンを使った試験となっていて、終了時に直ちに結果が表示される。

【EX0-100J ITIL Foundation】

試験時間:60分
合格ライン:65%(全40問)

受験記

【EX0-100J ITIL Foundation 2007年12月 合格】

2007年12月26日

以前よりITILに関する試験があることは知っていたのですが、ITILっていったいどういうものだろうという興味もあって、ITILの勉強がてらこの資格に挑戦することにしてみました。
なおこの試験はITILの入門にあたり、合格ラインが65%と低いこともあってか合格率も85%ほどと高いようです。普通に勉強すればまず合格できるだろうとは感じましたが、逆にもし不合格だったら目も当てられないというプレッシャーも若干感じつつ(^^;、勉強を勧めました。
今回勉強に使ったのは技術評論社の「要点解説ITILがわかる!」でした。他にも対策本はいくつも出ているのですが、正直いってどれが良いか分からず、価格でこの本に決めました。(1880円+消費税という価格は、IT系の試験対策本としてはかなり安価です)
試験日の10日ほど前から勉強を始めましたが、「要点解説ITILがわかる!」を2回読んでみてもまだ頭の中で各プロセスの役割と分担がきちんと整理出来ていない状況でした。そのせいか巻末の模擬試験40問をやってみると28/40の70%の正解率でした。うーん、この模擬試験は比較的簡単と聞いていましたので、これだと本試験で65%を下回ってしまうかもとちょっと不安になります(^^;。
やはり今後はアウトプットを中心にした方がいいかなと感じ、ネットで探した以下の無料の問題集をしてみて、知識が曖昧なところを本で確認するという勉強方法に切り替えました。

無料ITインフラストラクチャ技術認定試験:ITIL

徹底!ITIL Foundation演習100

「徹底!ITIL Foundation演習100」はシェアウェアですが40問を無料で試すことが出来、若干の解説も入っています。なお両方とも作者は同じ方の様です。
最初にやってみた時点で、「無料ITインフラストラクチャ技術認定試験:ITIL」は36/43の83.7%の正解率、「徹底!ITIL Foundation演習100」は30/40の75%の正解率でした。これを通して自分の理解が浅い部分が見えてきて、再度そのあたりを中心に「要点解説ITILがわかる!」をじっくり読んでみました。

さて試験ですが、60分で40問(40点満点)、合格ラインは65%の26点です。今までにやってみた模擬問題と似た雰囲気の出題が続きます。ただしもう少しひねった問題が多いと感じました。私が受けたときには全問4択で複数選択問題は無かったと思います。
ただ問題が曖昧だったりして2択までは絞り込めるものの、その2つのうちどちらか悩む問題が続出し、30分で一通り答えた時点で見直しのチェック付きの問題は22問もありました。再度見直していきますが、結局11問は最後までチェックを外せませんでした。でもそれを全部落としても何とか合格できるだろうと確信し、終了のボタンを押します。そして表示された結果は82%でした。無事合格です。

使用した参考書

他の本を使っていないので比較は出来ませんが、この試験の合格だけを考えればこれだけで十分だと感じます。巻末の模擬問題40問も、実際の試験より少し易しめですが、どんな感じの問題が出題されるのかよく分かると思います。
ただしこれ1冊でITILのエキスパートと言えるようになるかと言えば、それはちょっと無理だと感じます。ITILはまだまだ奥が深いです。

受験される方へのアドバイス

合格率も高く、そう言う意味では決して難しい試験ではありません。あくまでITILの入門としての試験ですので。ただし問題や選択肢で迷うものが多く、各プロセスの役割や関連をしっかり理解していないと思わず足をすくわれる危険性もありますのでご注意を。