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Pandoraがやって来た

2002年2月18日

Pandoraとは

Pandoraとは星野金属工業のベアボーンキットで、昨年頃からそのアルミボディのユニークな形状でかなり話題になっていたものです。私もそのスモールキュービックなPandoraがついつい気に入ってしまい、今回久しぶりに自作機として購入する事にしてみました。
Pandoraは今年の頭にモデルチェンジして若干仕様が変わりましたが、今回購入したのは昨年のモデルです。一つ前のモデルを購入したのは単に値段が安かったからです(^^;。ベアボーン(ケース+マザーボード+電源)が3万円ちょっと、全部入れても7万円以内を目指したのですが、結局若干予算オーバーしてしまいました。

P120S 仕様

本体外形寸法 H225mm×W225mm×D225mm
5.25インチベイ 2
3.5インチベイ 1
3.5インチシャドウベイ 1
ケースファン 60mm×1(背面)
電源ユニット SFX 150W
ケース材質 アルミ、フロントマスクはアクリル
外装色 シルバー
マザーボード Freetech P6F209
チップセット VIA PL133(VT8604/VT82C686B)チップセット
対応CPU Socket370 FC-PGA Intel Celeron/Pentium3
 ただしTualatinコアを採用したCPUには対応せず
対応メモリ 168Pin PC100/PC133 SDRAM DIMM ×2、最大1GB
拡張スロット PCIバス×1
ビデオ チップセットに統合 S3 Savage4
ネットワーク Realtek8139C
外部接続端子(前面) USBポート×2
オーディオ出力(ステレオミニジャック×1)
マイク入力(モノラルミニジャック×1)
外部接続端子(背面) モニタ(VGA×1)
キーボード(PS/2、MiniDIN×1)
マウス(PS/2、MiniDIN×1)
シリアルポート(RS-232C、D-sub9ピン×1)
パラレルポート(D-sub25ピン×1)
USBポート×2
Lanポート(100Base-TX/10Base-T対応 RJ-45×1)
オーディオ出力(ステレオミニジャック×1)
オーディオ入力(ステレオミニジャック×1)
IEEE1394(i.LINK S400対応 6ピン×1)
付属品 電源ケーブル / 内部電源分岐ケーブル / マニュアル / ドライバCD

Pandoraのセットアップ

ベアボーンに組み込む為に用意したのは以下。

CPU Intel Celeron 950MHz
RAM PC133 256M DIMM
内蔵HDD Maxtor 40GB
内蔵FDD 星野金属 F2CS
内蔵CD-RW ロジテック LCW-E24AK

これ以外の例えばキーボードやマウス等は今まで使っていた自作機のものを流用しました。
さてまずはPandoraを箱から取り出します。

文字通り立方体のおしゃれな形状です。正面と裏の写真を次にご紹介。

 

外装ケースを外すと中はこのようになっています。何も組み込んでいないので、まだすっきりしています。

電源ユニットはねじを外して後ろに取り外せます。というか、中が狭いので電源ユニットを出さないと手が中に入りません。

マザーボード上のCPUソケットに取り付けるCPUはこれ。IntelのCeleron 950MHzです。現時点では決して高速とは言えないCPUですが、でも今まで使っていた自作機のCPUはMMX Pentiumの200MHzだったことを思えば、これでもとりあえず十分。逆にこのPandoraには値段の高いCPUはあまり似合わない様な気もします。

CPUの取付は全く問題なかったのですが、CPU用のヒートシンクの取付にはちょっと苦労させられました。なにが大変だったかというと、とにかくヒートシンクの固定用のツメをぎゅっと押さえてソケットに引っかけないといけないのですが、上の方に金具がいっぱいあってそれがじゃまで手に力が入らなかったのです(^^;。ちょっと冷や汗をかきました。

次にドライブ関係を取り付けます。まずFDドライブ。最近だと無くてもそんなに困らないのですが、でもやはりまだ無いよりはあった方が便利と言うことで購入しました。本体と同色系の純正品でも値段がそんなに高くなかったので色を揃えました。

さすがにCD-RWドライブは純正品はちょっと高かったので、安いもので我慢しました。でもやっぱり色がここだけ違うのが目立ってしまいます。うーん、やっぱり純正品の方が良かったかも。
HDDはサイドに取り付けるのですが、取り付けるホルダーが動くので、取付は楽ちんです。なかなかこの辺、凝っています。

メモリも取り付けて、取り付けるものが無くなると、次はいよいよ配線の方に取りかかります。ベアボーンだとケース、電源、マザーボードはただ付いているだけで相互に何も配線されていないので、添付されている配線図を見ながら一本一本つなげていくことが必要です。ケースから未配線のケーブルを引っ張り出したところが以下。

ケーブル側には一本一本ちゃんと名前が打たれていますので、それを指示通りつなげていくだけです。
細いケーブルはまだ取り回しが楽ですが、太い電源系やIDEケーブルなどはどこを回すかでちょっと悩みます。

次はとりあえず配線も終了し、外装ケースを取り付ける直前のPandora。中はドライブやその配線等でかなりぎゅうぎゅうの状態です。案の定CPUファンにケーブルが触っていたらしく、1回目に電源を入れてみたら変な音がして慌てて電源を落としました(^^;

次に起動をさせてみると、今度はちゃんとBIOSの画面までは行くのですが、そこでドライブが見つからないと表示が出てそれ以上進んでくれません。それではとFDドライブに起動用FDを入れて起動をかけてみてもFDを読みにいこうとしてくれません。
これはおかしいともう一度ケースを開けていろいろとチェックしてみて、さらに配線をちょっと変えたりしていろいろ試してみたところ、結局標準で付いてきた電源ケーブルの分岐用コネクタが接触不要を起こしていることを発見しました。
もう一つ、FDを見に行ってくれない件ですが、こちらは電源トラブルに加えBIOSの設定でFDDがDisableになっていた為というのも判明しました。
これでトラブルは一件落着。やっと無事起動するようになりました(^^)
それにしてもフロントのLEDが青色というのがかなりおしゃれです。

そしてその後、OSとしてWindowsXPやTurboLinuxを入れているのですが、TurboLinuxのXの方でトラブってます(^^;。こちらはまた別な形で報告出来たらと思っています。
WindowsXPのインストールは全く問題なし。なおXP Plusをインストールしようとしたら16MB以上のメモリを持つビデオカードが必要だとアラートが出てインストール出来なかった件はBIOS上でビデオメモリの設定をデフォールトの8Mから増やすことでクリア出来ました。