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[2001/08/06] 独立して感じた事

 約15年間のサラリーマン生活の後、3年前に独立して自分一人で仕事をするようになってからずいぶんと変わったなと感じるが事がいくつかあります。

 まずお金の面ですが、サラリーマンでは毎月月末に一定額の給料をもらうことがごく当たり前で、また税金に関してもほとんど知らなくても済んでいたのですが、独立して自分で仕事をするようになると、ここが大きく変わります。
  とにかく収入が不定期になりましたね。毎月コンスタントに仕事量があって、支払い条件もほぼ同じならサラリーマン時代と同様の定期収入と見なせるのでしょうが、仕事量も時期によって相当変動しますし、また相手先によっても支払い条件は様々で、入金がほとんど無い月というのもあったりします。もちろん年に2回ボーナスをくれる客先などありません。
  月末、今月はなんとかやりくり出来たとほっと胸をなで下ろす事、数知れず(^^;
  そんな時、ああサラリーマンはなんて楽なんだろうとしみじみ思ったりもしました。
  あと会計や税務についても最低限の知識は必要になります。もちろん税理士さんを御願いしている所もあるかと思いますが、それでも全然知らなくて済むと言うことにはなりません。会社の会計業務は決算処理まで含めて何がどうなっているんだと言うこと位知らないと、事業の運営はおぼつきません。

 次に仕事の面。
 会社組織の一員だと、それぞれに分担された仕事をこなせばいいのでしょうが、自分一人でやっていくとなると、全てを自分でこなさなくてはいけません。「じゃあ、これ御願いね」と頼む相手もやっぱり自分なのですから(^^; 。事務用品の買い物から請求書の郵送、銀行振込処理、入金確認、そして場合によったら集金にも行かなくてはなりません。もちろん営業でお客さんの所にいくのも自分です。
 自分本来の業務はそう、全体の3割くらいしか無いんじゃないかと言うくらいです。
  でも自分で全部やるようになってから、ずいぶんと仕事とお金の流れというものが分かったような気がします。会社員の時代は、営業が取ってきた仕事を上司に言われた日程でこなし、次の部署に渡せばそれで良かったのですが、一つの仕事とはお客さんからの入金があって初めて完結するんだというのをつくづく感じました。

 時間の面では自由が利く面と、自由にならない面の両面があります。
 自分で自由に予定を立てれると言うことはありますが、やはりそうは言ってもお客様の日程に合わせないといけない場合も多く、思い通りになるようなならないような、そんな感じです。
 とにかく会社員時代の定休日と就業時間という感覚が全くなくなりましたね。1年間毎日が仕事をする日で休日は自分で作るもの、と言っても良いかもしれません。
  独立する前は、仕事が暇ならのんびり出来てよいかもと思っていたのですが、ところがどっこい仕事が無いとのんびりと休暇に行く精神的ゆとりも無いんだということに初めて気が付きました(^^;。1週間後、2週間後にまた仕事が来るという保証があればいいのですが...

 最後に精神的な面について。
 会社勤めをしている時を思い返してみると、多かれ少なかれいつも仕事や上司や会社への不満が胸の中にくすぶっていたような気がします。(多分ほとんどの方も多かれ少なかれそうなのではないでしょうか)
  独立してからは、仕事にたいして精神的にいらいらしたり不満を持つことが無くなったのは確かです。(収入面での不安は大きいですが(^^;)
  これは自分で仕事をしていると全ての方針は自分で決めた事だし、全ての責任も自分にあって人のせいにする事が出来ないというのが大きいです。そしてうまく行けば収入が増えて失敗すれば即収入が減る、単純な事です。 そんなシンプルさが案外自分にはあっているのかも知れません。