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「今月よく聴いたCD Best7」過去分

「今月よく聴いたCD Best7」の2003年の分です。

2003年12月

1
ALICIA KEYS 「THE DIARY OF ALICIA KEYS」
2
BRUCE SPRINGSTEEN 「THE ESSENTIAL BRUCE SPRINGSTEEN」
3
SARAH McLACHLAN 「AFTERGLOW」
4
BLINK-182 「BLINK-182」
5
RED HOT CHILLI PEPPERS 「GREATEST HITS」
6
NO DOUBT 「THE SINGLES 1992-2003」
7
PE'Z 「極月 -KIWAMARI ZUKI-」

12月に一番良く聴いたアルバムです。
今月はアリシア・キーズ、サラ・マクラクラン、ブリンク182、PE'Zの新作、そしてブルース・スプリングスティーン、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ノーダウトのベスト盤の計7枚を購入しました。

今月一番良く聴いたのはR&Bの新星、アリシア・キーズのセカンド・アルバム「ダイアリー・オブ・アリシア・キーズ」でした。グラミー賞で5部門を獲得した前作以来2年ぶりのアルバムとなります。決して今風の派手さは無いのですが、でも極上のR&Bを彼女のピアノと共に聴かせてくれる素晴らしい作品に仕上がっています。聴けば聴くほど良さがにじみ出てきます。
なお 全米ビルボードのアルバムチャートでも初登場1位を記録しています。

二番目に良く聴いたのは米ロック界のボスことブルース・スプリングスティーンの30年に渡る歴史を集大成したCD3枚組のベスト盤でした。ベスト盤CD2枚(全30曲)プラス未発表曲などを集めたCD1枚(12曲)という構成となっていて、さすがに聴き応えがありました。

3位は女性シンガー・ソングライターのサラ・マクラクランの新作「アフターグロウ」でした。私にとって彼女のアルバムを聴くのはこれが初めてでしたが、彼女のヴォーカルはしっとりとした中にも力強さもあって、聴いていると包み込まれるような感じを受けました。味わいのあるアーティストです。

4位はポップ・パンク・バンド、ブリンク182の最新作「ブリンク182」でした。このバンドも今回初めて聴いたのですが、そのポップでメロディアスなパンク・ロックは思った以上に楽しめました。でもパンクといえるほど吹っ切れていない部分もあり、好みの別れるところだと思いますが、個人的には悪くないと感じました。

5位はレッド・ホット・チリ・ペッパーズのベスト盤「ベスト・オブ・レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」でした。90年代からのヒット曲+新曲2曲が納められています。ちなみに年末にいろいろ発売されたロックのベスト盤の中で、国内ではこのアルバムが一番売れたのではないでしょうか。

6位はポップ・ロック・グループ、ノー・ダウトのベスト盤「ザ・シングルズ 1992-2003」でした。彼らの10年の歴史の詰まったアルバムで、ヒット中の新曲「イッツ・マイ・ライフ」も納められています。ちなみにこのアルバムのリリース以後はしばらくグループとしては活動休止とか。

7位は、ジャンルにとらわれないジャズが人気のPE'Zの、スタジオ録音としては2枚目となるアルバム「極月 -KIWAMARI ZUKI-」でした。前作よりさらにバラエティー豊かになったそのサウンドは、時に歌謡曲やタンゴの香りを漂わせつつ、多彩に楽しい演奏を聴かせてくれています。
なお今月はお気に入りのアルバムが多すぎて、なんと好きなPE'Zのアルバムでも7位になってしまったのでした(^^;

2003年11月

1
EAGLES 「THE COMPLETE GREATEST HITS」
2
R.E.M. 「IN TIME : THE BEST OF R.E.M.」
3
松田聖子 「ANOTHER SIDE OF SEIKO 27」
4
ERYKAH BADU 「WORLDWIDE UNDERGROUND」
5
THE BEATLES 「LET IT BE... NAKED」
6
JERRY JEFF WALKER 「JERRY JEFF JAZZ」
7
DIDO 「LIFE FOR RENT」

11月に一番良く聴いたアルバムです。
今月はイーグルスとR.E.M.の最新ベスト、松田聖子のファンの人気投票による名曲を集めた裏ベスト的なアルバム、あのビートルズの名盤「Let It Be」のオリジナル版、まだまだ頑張っているジェリー・ジェフ・ウォーカーの最新作の計5枚を購入しました。

今月一番良く聴いたのはイーグルスの最新ベスト「ベスト・コレクション(DVD付リミテッド・エディション)」でした。イーグルスは過去に何枚かベスト盤を出していますが、今回のベスト盤はCD2枚組で最新シングル「ホール・イン・ザ・ワールド」を含む全33曲を収録しているということで、彼らの歴史が現在までに渡って網羅されている究極のベストと言っても良いかもしれません。それにしても「ホール・イン・ザ・ワールド」で聴かせてくれる彼ららしいハーモニーはうれしい限りですねえ。

2番目に良く聴いたのはR.E.M.のベスト盤「イン・タイム:ザ・ベスト・オブ・R.E.M. 1988-2003(スペシャル・エディション)」でした。私自身、90年代は音楽から離れていたこともあり、R.E.M.のアルバムをじっくりと聴くのはこれが初めてだったりしますが(^^;、その硬派で渋めのロック・サウンドにはなかなか気に入りました。なおスペシャル・エディションには「Rarities and B-Sides」と題された15曲入りのおまけのCDが付いていて、結構お得です。

3位は松田聖子の「Another Side of Seiko 27」でした。松田聖子のアルバムを買うのは本当に久しぶりとなります。今回はファン投票で選ばれたヒット曲以外の名曲を納めたファンサービスの企画と言っても良い内容だったので、ついつい買ってしまいました。ちなみに「Another Side of Seiko」は14曲(CD 1枚の)のものと27曲(CD 2枚)の2つのバージョンがあり、私はせっかくだからと27曲入っている方を手に入れました。人気の高い曲を集めただけあっていずれも良い曲ばかりですが、中でも「Canary」、「蒼いフォトグラフ」、「P-R-E-S-E-N-T」、「パイナップル・アイランド」、「いちご畑でつかまえて」、「一千一秒物語」などは私も当時大好きな曲でした。

5位はビートルズの「レット・イット・ビー...ネイキッド」でした。当時録音されたままの何のアレンジもかけていないオリジナルのサウンドが今よみがえると言うことで、結構楽しみに発売を待っていました。ただ...、なんて言いましょうか、オーバー・アレンジと言われようとやはり70年に発表されたバージョンのサウンドがあまりに頭に染みついてしまっていまして(^^;、このネイキッドの方は確かに素朴なんだけれど、なんとなくデモテープを聴いているような感じになってしまいました。

6位はジェリージェフ・ウォーカーの最新作「Jerry Jeff Jazz」でした。昔聴いたジャズのスタンダードを取り上げた作品で、アコースティックでシンプルなジャズの伴奏にのった彼のあったかな歌声がしみじみと良いです。なお国内発売は期待できないので輸入盤で購入しました。

2003年10月

1
竹内まりや 「LONGTIME FAVORITES」
2
SHERYL CROW 「THE VERY BEST OF SHERYL CROW」
3
ROAD OF MAJOR 「ROAD OF MAJOR」
4
ERYKAH BADU 「WORLDWIDE UNDERGROUND」
5
STEVE MILLER BAND 「YOUNG HEARTS : COMPLETE GREATEST HITS」
6
DIDO 「LIFE FOR RENT」
7
STING 「SACRED LOVE」

10月に一番良く聴いたアルバムです。
今月は竹内まりや、エリカ・バドゥ、スティング、デイヴ・マシューズの最新作、そしてシェリル・クロウ、スティーブ・ミラー・バンドの最新ベストの計6枚を購入しました。

今月一番良く聴いたのは竹内まりやの久々の新作「ロングタイム フェイバリッツ」でした。60年代ポップスのカヴァー・アルバムとなっていて、「悲しき片思い」、「ボーイ・ハント」「ジョニー・エンジェル」など懐かしのポップスが14曲取り上げられています。これは私の年代にとっては、聴いているととっても懐かしくてハッピーな気持ちになれるアルバムですね。私もポップスを聴き始めた頃は70年頃からでしたので、ちょうどこのアルバムで取り上げられている60年代のポップスが当時の私にとってのオールディーズでした。

二番目に良く聴いたのはシェリル・クロウの最新ベスト「ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・シェリル・クロウ」でした。彼女のデビュー以来10年に渡る歴史が詰め込まれたアルバムです。カントリー、フォーク、ロックなど様々な音楽性が混じり合った彼女のサウンドは、まさに正統派アメリカン・ミュージックなんだと感じさせてくれます。

4位は2年半ぶりの新作となるエリカ・バドゥの「ワールドワイド・アンダーグラウンド」でした。はっきり言ってかなり渋いR&Bのアルバムだけれど、聴き込めば聴き込むほど良い味が出てきます。彼女のアルバムは前作から聴き始めたのですが、クリエイティブなR&Bの世界とでも表現すればいいのでしょうか、本当に独特の雰囲気を持っています。#8のジャージーな味わいが結構気に入っています。

5位はスティーブ・ミラー・バンドの最新ベスト「ヤング・ハーツ」でした。スティーブ・ミラー・バンドは70年代から80年代にかけて全米で人気を誇ったバンドで、私も76年の「フライ・ライク・アン・イーグル」や77年の「ブック・オブ・ドリームズ」などは当時気に入って良く聴きましたね。そんな懐かしさにつられて思わず輸入盤で買ってしまいましたが、日本では果たしてこのアルバムは発売されるのかどうか。それにしても彼の独特なポップ・センスはかなり好きです(^^)。

7位はスティングの4年ぶりとなる最新作「セイクレッド・ラヴ」。私自身、彼のアルバムを聴くのは本当に久しぶりとなります。最近の彼のアルバムは全体的に重苦しい雰囲気があってつい敬遠してしまっていたのですが、この最新作では久々に躍動感を感じることが出来たように思います。味わい深い1枚です。

デイヴ・マシューズのソロ・アルバム「サム・デヴィル」は残念ながらランク外でした。個人的には最近のデイヴ・マシューズ・バンドのアルバムは皆お気に入りでしたし、このソロ・アルバムもいかにも彼らしいアルバムだと思うのですが、バンドにはない過剰とも思えるアレンジ(オーケストラや合唱、ブラス・セクションなど)がちょっと鼻についてしまって。それにしても全米ではアルバムチャート2位にもなったこのアルバム、日本ではまず受けないだろうな(^^;。

2003年9月

1
DIDO 「LIFE FOR RENT」
2
EVERY LITTLE THING 「EVERY BEST SINGLE 2」
3
ROAD OF MAJOR 「ROAD OF MAJOR」
4
JOHN MAYER 「HEAVIER THINGS」
5
NICKELBACK 「THE LONG ROAD」
6
GOOD CHARLOTTE 「THE YOUNG AND THE HOPELESS」
7
STACIE ORRICO 「STACIE ORRICO」

9月に一番良く聴いたアルバムです。
今月はダイド、ロードオブメジャー、ジョン・メイヤー、ニッケルバックの最新作、そしてエブリ・リトル・シングの最新ベストの計5枚を購入しました。

今月一番良く聴いたのは、新作の発表を待ちこがれていたダイドのニュー・アルバム「ライフ・フォー・レント」でした。イギリス出身の女性シンガー・ソングライターで、99年に発表されて全世界で1000万枚以上を売り上げたデビュー作の「ノー・エンジェル」を聴いて以来、すっかり彼女のファンとなった私ですが、何より彼女の持つ憂いある独特の雰囲気、そして彼女のしっとりとしてクールな歌声が良いのです。
サウンド的には前作と大きく変わるところはありませんが、でも中でもアコースティック・ギターの伴奏で歌い始める#3や#10などは、シンプルながら良い味が出ています。秋の夜長にじっくりと聴きたいアルバムです。お勧めです。

2番目に良く聴いたのは、ELTの「Every Best Single 2」でした。ELTとしては2枚目のベスト盤にあたり、「fragile」、「UNSPEAKABLE」、「愛のカケラ」など、最近のバラードの名曲を中心に構成されています。もちろんアップテンポの曲も悪くないけれど、こうしたバラードにこそ今のELTの魅力が最大限発揮されていると感じます。

3番目に良く聴いたのは、ロードオブメジャーのセルフタイトルのデビューアルバムでした。ロードオブメジャーは今年春のロングヒット「大切なもの」で一躍注目を集めたバンドで、私もこの「大切なもの」を聴くたびに良い歌だなあと思っていました(^^)。その後も「雑走」、「僕らだけの歌」とヒットを連発し、このファースト・アルバムの発表となったわけですが、何より青春そのものと言える彼らのシンプルでストレートなパンク系のロックサウンド、そしてポジティブで元気を与えてくれる歌詞が実に良いです。まだまだ未完成な部分も多い彼らですが、でも歌にこめる熱いものを感じます。

4番目に良く聴いたのは、ちょっとハスキーなヴォーカルが魅力的なシンガー・ソングライター、ジョン・メイヤーの新作「ヘヴィアー・シングス」でした。前作「ルーム・フォー・スクエア」は全米でロングヒットとなり350万枚のセールスを記録し、前回のグラミー賞でも「最優秀ポップ・ヴォーカル」を獲得しましたが、このニュー・アルバムも全米ビルボード・アルバムチャートで初登場No.1と、今最も勢いのあるアーティストの一人となっています。
前作よりかなりロック色が濃くなって、アコースティックな部分が減ってしまったのが、個人的にはちょっと残念な部分か。

5番目はカナダ出身のロックバンド、ニッケルバックの最新作「ザ・ロング・ロード」でした。
前作「シルヴァー・サイド・アップ」からシングルカットされた「ハウ・ユー・リマインド・ミー」が全米で記録的なヒットとなり、そのヒットに引きずられる形でアルバム「シルヴァー・サイド・アップ」も全世界で1200万枚のセールスを記録しましたが、この最新作でも相変わらずの骨太のロックを聴かせてくれています。中でも「サムデイ」は「ハウ・ユー〜」に続くバラードの名曲です。

2003年8月

1
GOOD CHARLOTTE 「THE YOUNG AND THE HOPELESS」
2
JEFF BECK 「JEFF」
3
STACIE ORRICO 「STACIE ORRICO」
4
太陽族 「手をつなごう」
5
BEYONCE 「DANGEROUSLY IN LOVE」
6
倉木麻衣 「IF I BELIEVE」
7
THE CORAL 「MAGIC AND MEDICINE」

8月に一番良く聴いたアルバムです。
今月はグッド・シャーロット、ジェフ・ベック、ステイシー・オリコ、ビヨンセ、ザ・コーラルのニューアルバムの計5枚を購入しました。ただグッド・シャーロットだけは半年ほど前に出たアルバムとなります。

今月一番良く聴いたのは、今年春にリリースされたグッド・シャーロットのセカンドアルバム「ヤング・アンド・ホームレス」でした。パンク・ロックにジャンルされる彼らですが、見かけのパンクさとは裏腹に思いの外メロディアスでハーモニーも聴かせてくれていて、思った以上にポップなロックンロールでした。国内のいわゆる青春パンク系のサウンドが好きな人なら間違いなく気に入るはずです。(私もそうでした(^^))
全米でもこのアルバムはロングセラーとなっていて、売り上げが200万枚を突破した様です。

2番目に良く聴いたのは3大ギタリストの一人、ジェフ・ベックの3年ぶりの最新作「ジェフ」でした。私自身、ジェフ・ベックのアルバムを買ったのは20年ぶりくらいになりますので、最初に感じたのはまず懐かしいなという思いでしたが、でも相変わらずの切れの良いギターは健在でうれしくなりました。ただしサンプリング&打ち込み系のバックにはかなり違和感を感じてしまったのも事実。聴いているうちにだんだんとこれも今のジェフ・ベックのサウンドなのかなと感じられるようにはなってきましたが。

3位はステイシー・オリコのセカンドアルバム「ステイシー・オリコ」でした。現在「スタック」のヒットで国内でかなりな注目を集めている17才の女性シンガー・ソングライターで、なんとオリコンのアルバムチャートのTOP3にもランクされています。いったいどうしてしまったのでしょう!。ちなみに全米でもセカンドシングルの「モア・トゥ・ライフ」がTop40ヒットを現在記録しています。
R&B系の味わいのあるヴォーカルが印象的です。

5位はデスティニーズ・チャイルドのフロント・ウーマンことビヨンセのソロアルバム「デンジャラスリィ・イン・ラヴ」でした。現在シングルの「クレイジー・イン・ラブ」が全米ビルボードの一般チャートで8週連続No.1となり、今年の夏の最大のヒット曲となりました。そんな「クレイジー・イン・ラブ」を中心に、アルバム前半はビヨンセらしい活きの良いサウンドが続くのですが、でも後半のバラードが個人的にはもう一歩だったので、順位は5位ということで(^^;。

7位のザ・コーラルは英国の若手バンドで、「マジック&メディスン」は2枚目のアルバムとなります。全英アルバムチャートで1位を記録するなど、今イギリスで人気を集めていますが、それにしてもこのサイケな懐かしさを感じさせるこのサウンドは、言ってみれば60年代にタイムスリップしたかのような感じにさせてくれます。ビートルズ、ドアーズ、グループサウンズ、そんなサウンドがごちゃまぜになっていて、私の様な年代には聴きやすいことこの上なかったですが、ただそのサウンドが懐かしさだけで終わってしまった感がなきにしもあらずなのが残念です。

2003年7月

1
倉木麻衣 「IF I BELIEVE」
2
THE THORNS 「THE THORNS」
3
ASHANTI 「CHAPTER II」
4
太陽族 「手をつなごう」
5
チャコールフィルター 「C☆BEST FLYING HI-HIGH」
6
LUTHER VANDROSS 「DANCE WITH MY FATHER」
7
175R 「SONGS」

7月に一番良く聴いたアルバムです。
今月は、倉木麻衣、アシャンティ、ルーサー・ヴァンドロス、ザ・ソーンズの最新作、そしてチャコールフィルターの最新ベストの計5枚のCDを購入しました。

今月一番良く聴いたのは倉木麻衣の「IF I BELIEVE」でした。「風のららら」、「Time after time」、「Make my day」、「Kiss」と言ったヒット曲を含む最新作で、最初サウンド自体は悪くはないけれど、ちょっといつものきらめきが足りないかなという感じでしたが、最後の台湾のシンガー孫 燕姿とのデュエットナンバーのハーモニーが美しい余韻となって、アルバムの印象度もアップしました(^^)。

2位はザ・ソーンズの最新作というかデビュー作で、セルフタイトルのアルバムとなっています。インターネット上でこのアルバムを試聴したその1時間後にCD屋さんに買いに行ってしまったほど、彼らのサウンドは私にぴったりくるものでした(^^)。
マシュー・スイート、ショーン・マリンズ、ビート・ドロージという、それぞれキャリアのあるシンガー・ソングライター3人が集まって結成したグループで、とにかくかつてのCS&Nを思わせる爽やかなハーモニーが最高に気持ちよいです。梅雨がなかなか明けないこのじめじめした気分を一気に吹き飛ばしてくれたアルバムでした。

3位はR&Bの歌姫アシャンティのセカンドアルバム「チャプターII」でした。デビュー作が全米ビルボード・アルバムチャートで初登場1位を記録したのに続いて、このセカンドアルバムも初登場で1位を記録するなど、今最高にホットなアーティストです。アルバムジャケットもそうですが、全体的に夏を感じさせる気持ちの良いナンバーが多く、キュートな魅力がさらにアップしています。

5位は4人組の青春ロックバンド、チャコールフィルターの最新作「C☆BEST Flying Hi-High」でした。「やさしさライセンス」など新曲3曲を含むベスト盤です。それほど強力なインパクトを感じさせるグループではないのですが(^^;、「やさしさライセンス」、「Happy hungry days」、「Brand-New Myself」といったナンバーはなかなか良いです(いずれもCMで使われていますので、多分曲を知っている人は多いと思います)。個人的にはもっと「Happy hungry days」の路線を突っ走って欲しいです。

6位は、4月に発作を起こして倒れ今も療養中のR&Bシンガー、ルーサー・ヴァンドロスの最新作「ダンズ・ウィズ・マイ・ファーザー」でした。全米ビルボード・アルバムチャートで初登場No.1を記録し、彼の長いキャリアの中で初のNo.1となったアルバムともなりました。
それにしても最近のヒップホップ系が主流の音楽界の中で、まだこうしたソウルフルでハートフルなR&Bバラードが聴けるというのは本当にうれしい限りです。中でも亡き父のことを歌った「ダンス・ウィズ・マイ・ファーザー」は名曲で、ひさびさにしんみりと聴いてしまいました。

2003年6月

1
太陽族 「手をつなごう」
2
JEWEL 「0304」
3
175R 「Songs」
4
LED ZEPPELIN 「HOW THE WEST WAS WON」
5
STEELY DAN 「EVERYTHING MUST GO」
6
MICHELLE BRANCH「HOTEL PAPER」
7
STAIND 「14 SHADES OF GREY」

6月に一番良く聴いたアルバムです。
今月はメジャー・アーティストの新作のラッシュの月となり、どれを買おうかと悩んで結局予算オーバーで8枚も買ってしまいました。でもまだ欲しかったCDが何枚もあり(^^;、とりあえずそれらは来月のお楽しみと言うことで。
今月買ったCDはレディオヘッド、メタリカ、175R(イナゴライダー)、ジュエル、スティーリー・ダン、ミッシェル・ブランチ、ステインドの最新アルバム、そして1972年に録音されたレッド・ツェッペリンの伝説のライブ(なんとCD 3枚組)の計8枚でした。

今月一番良く聴いたのは太陽族の「手をつなごう」でした。先月から聴いているのですが、今月も思いの外気に入って良く聴きました。若者らしいストレートな飾らないメッセージにブルー・ハーツを彷彿させる無骨なロックンロール(ちょっとまだ荒削りですが)と、まさに私の好みにぴったり合います(^^)。ぜひ昔ブルー・ハーツを聴いた人は聴いてみて下さい。きっと元気が出てくると思います。

2番目に良く聴いたのはジュエルの「0304」でした。前作「ディス・ウェイ」から1年半ぶりの新作で、発売前からジュエルの変身ぶりがかなり話題になっていましたので、どんな作品になっているのか大変興味を持って聴いてみました。非常にポップになってロックありダンス・ミュージック調ありで、最初はその変身ぶりにちょっととまどいもあったのですが、聴き込むうちにこれが今のジュエルなんだと感じられるようになりました。ポップになったジュエルも伸びやかで悪くないです。

3位は175Rのメジャーでのファースト・アルバムとなる「Songs」でした。メジャー・デビューシングル「ハッピーライフ」のNo.1ヒット、そして続く「空に歌えば」も連続No.1ヒットを記録するなど、今一番勢いのあるパンク系バンドです。納められている曲の中でも、特に「ハッピーライフ」と「空に唱えば」はメロディアスで良い曲ですが、全体的にポジティブで前向きな内容の歌詞がグッドです。
前作「GO! UPSTART!」と比べて成長の跡が著しく、これからが楽しみなグループです。

4位は今月新たに発売されたレッド・ツェッペリンの1972年のライブ盤「伝説のライブ」でした。まさにツェッペリンが一番充実していた頃のライブということで、そのものすごいエネルギーには聴いていて圧倒させられました。ちなみにツェッペリンのライブと言えば5年ほど前にも2枚組の「BBCライブ」が発売されたのですが、それとは比べものにならないほどクオリティが高いです。
そういえばこのライブ盤は全米ビルボード・アルバムチャートで初登場No.1を記録したのですが、すでに解散したグループのなおかつ30年以上前のライブ盤がNo.1となるのは前例が無いとか。

5位はグラミー賞で4部門を獲得した前作「トゥ・アゲインスト・ネイチャー」以来、3年ぶりとなるスティーリー・ダンの新作「エブリシング・マスト・ゴー」でした。基本的には前作と同様の洒落たスティーリー・ダンらしいサウンドをたっぷりと聴かせてくれています。私にとっては聴いていてほっとするロック・サウンドとでも言えば良いでしょうか。
順位は5位と低いですが、今月は1位から5位までどれも良く聴いたので差としては僅差です。

6位はミッシェル・ブランチの2年ぶりとなるセカンド・アルバム「ホテル・ペーパー」でした。ポップ、ロック指向のシンガー・ソングライターで、最近もサンタナと競演した「ザ・ゲーム・オブ・ラブ」が大ヒットを記録しています。
ただ個人的には前作の方が好きかなあ(^^;。

7位はステインドのサード・アルバム「14シェイズ・オブ・グレイ」 でした。世界的に大ヒットした前作「ブレイク・ザ・サイクル」以来2年ぶりとなる新作で、この新作も全米ビルボード・アルバムチャートで初登場No.1を記録しています。ヘヴィーな中にもメロディアスさがあって、ヘヴィー・ロックの中ではかなり聴きやすい方だったのですが、今回のアルバムではそれがさらに進んでアコースティックな要素も加わり、よりメロディアスになっています。ただその分、ソリッドなヘヴィーさが影を潜め、そこに期待していた私としてはちょっと肩すかしを食った感じですが(^^;、でも聴き込めばまた印象が変わってくるかもしれません。

なおレディオヘッドの「ヘイル・トゥ・ザ・シーフ」とメタリカの「セイント・アンガー」ですが、今月は強力なCDが多く、ランク外となってしまいました。

2003年5月

1
EVANESCENCE 「FALLEN」
2
太陽族 「手をつなごう」
3
FLEETWOOD MAC 「SAY YOU WILL」
4
THE ISLEY BROTHERS 「BODY KISS」
5
MADONNA 「AMERICAN LIFE」
6
CHER 「THE VERY BEST Of CHER」
7
LUCINDA WILLIAMS 「WORLD WITHOUT TEARS」

5月に一番よく聴いたアルバムです。
今月は太陽族、アイズレー・ブラザーズ、ルシンダ・ウイリアムスのニュー・アルバム、そしてシェールの最新ベスト盤の計4枚を購入しました。

今月一番良く聴いたのはエヴァネッセンスの「FALLEN」でした。聴けば聴くほどじわじわとその独特のサウンドに魅了されてしまいました。「ブリング・ミー・トゥ・ライフ」の大ヒットと共にあちらのみならず日本でもかなりな注目を集めていて、輸入盤が異例のセールスをあげている様です。国内でもやっとCDの発売が決まったようですが、この陰りに満ちた美しいメロディーに伸びやかなヴォーカル、これは絶対日本受けするサウンドだと思います。しかもバラードからヘヴィーなナンバーまでバラエティーに富んでいて、聴き応えがあります。今月の一押しです。

2番目に良く聴いたのは、太陽族の初フルアルバムとなる「手をつなごう」でした。この太陽族は、最近私が聴いた国内のインディーズ系パンク・グループの中では一番、かつてのブルー・ハーツに近い雰囲気を感じさせるグループで、個人的にはかなり気に入りました。例えればブルー・ハーツからアナーキーさとあくの強さを無くして爽やかにし、吉田拓郎風のフォークのエッセンスをちょっぴり加えた感じと言えば良いでしょうか(^^;。中でも力強いメッセージが込められている「僕らは...」、「手をつなごう」、「よきもわるきも」は私のお気に入りのナンバーです。

4番目に良く聴いたのは、40年以上の歴史を誇るR&B、ソウル、ファンクの偉大なるグループ、アイズレー・ブラザーズの最新作「ボディ・キス」でした。ちなみにこのアルバムはなんと全米ビルボード・アルバム一般チャートで初登場No.1を記録したのにはびっくりさせられました。初登場1位は彼らにとっても初の快挙となるもので(前回1位を記録したのは75年の「ヒート・イズ・オン」)、いかに彼らが今ものすごい評価を受けているかというのをしみじみと思い知らされた感じです。しかもなんと言っても過去のファンに支えられているのではなく、今の音楽ファンからも多くも支持を受けているという点がすごいの一言です。
R.ケリーのプロデュースで全体的にバラード調の曲が多いですが、でも決して円熟味という一言では片づけられないすごさを隅々から感じさせてくれます。欲を言えばアーニーのギターをもうちょっと聴きたかったです。

6位はシェールの最新ベスト盤「THE VERY BEST OF CHER」でした。シェールも60年代から活躍している女性ヴォーカリストで、最近では99年にダンス・ナンバーの「ビリーブ」が大ヒットしていますが、私がリアルタイムでシェールを聴き始めたのは73年の「ハーフ・ブリード」あたりからだったように記憶しています。とにかく迫力ある力強い歌声には圧倒されます。
このベスト盤も全米でもビルボード・アルバム・チャートのTop5に入るなど、相変わらずの人気を誇っています。

7位のルシンダ・ウイリアムスはアメリカのカントリー系のシンガー・ソングライターです。TIME MAGAZINE誌ではルシンダを"America's Best Songwriter"と評価していますが、彼女の言葉を大事にして、少ない言葉でメッセージを伝えるスタイルはなかなかに素敵です。
ただ前作「ESSENCE」から彼女を聴き始めた私にとっては、どうしても前作と聴き比べてしまうのですが、やはり前作の方がそんな彼女の素朴な魅力が最大限発揮されたアルバムだったと感じてしまいます(^^;。もちろんこのアルバムも悪くはないのですが...。

2003年4月

1
MADONNA 「AMERICAN LIFE」
2
LINKIN PARK 「METEORA」
3
EVANESCENCE 「FALLEN」
4
FLEETWOOD MAC 「SAY YOU WILL」
5
HY 「STREET STORY」
6
EVERY LITTLE THING 「MANY PIECES」
7
BEN HARPER 「DIAMONDS ON THE INSIDE」

4月に一番よく聴いたアルバムです。
今月はマドンナ、エヴァネッセンス、フリートウッド・マック、HY、ベン・ハーパーの最新版の計5枚を購入しました。

今月一番良く聴いたのはマドンナの最新作「アメリカン・ライフ」でした。映画「007/ダイ・アナザー・デイ」の主題歌を含む話題作です。私自身、マドンナのアルバムを聴くのは本当に久しぶりになるのですが、ダンス・ミュージックとしての質の良さ、そしてアコースティックな要素も加わって、予想以上にそのサウンドが格好良くて、思いの外気に入ってしまいました。

3番目に良く聴いたのはエヴァネッセンスの「FALLEN」でした。映画「デアデビル」の挿入歌「Bring Me To Life」のヒットで注目を集めているアーカンソー州出身のロック・バンドで、全体的に暗い独特の雰囲気とそれにマッチした女性ヴォーカルが印象的です。中でもヒット中の「Bring Me To Life」で男性ヴォーカルのラップがからむあたりは、一度聴くと結構耳に残ります。

4位は、久々の新作を発表してくれたフリートウッド・マックでした。フリートウッド・マックは70年代のポップス/ロックを聴いてきたものにとっては思い出深いグループではないかと思いますが、今回の新作では当時のメンバーのミック・フリートウッド、ジョン・マクヴィー、リンジー・バッキンガム、スティーヴィー・ニックスの4人が集まって、素敵なアルバムを創り上げてくれました。もう過去のグループだと思っていたのですが、聴いてみて予想以上の出来にびっくりしました。

5位は沖縄出身のバンド、HYの初のフルアルバム「STREET STORY」でした。インディーズながら国内アルバムチャートで初登場1位を記録するなど、今非常な注目を集めているバンドです。ポップス、ロック、パンク、ラップなど様々な音楽がごちゃ混ぜになっていて、それが彼らの特徴ともなっています。

7位は黒人のギタリスト、ベン・ハーパーの「ダイアモンズ・オン・ジ・インサイド」でした。彼もクロスオーバーなサウンドが特徴的なミュージシャンで、ロックにフォークにレゲエにブルースなど、多彩なサウンドを聴かせてくれています。

2003年3月

1
EVERY LITTLE THING 「MANY PIECES」
2
LINKIN PARK 「METEORA」
3
THE STAND UP 「ちっぽけな勇気と…。」
4
東京スカパラダイスオーケストラ 「HIGH NUMBERS」
5
CELINE DION 「ONE HEART」
6
AALIYAH 「I CARE 4 U」
7
KID ROCK 「COCKY」

3月に一番よく聴いたアルバムです。
今月はエヴリ・リトル・シング、リンキン・パーク、ザ・スタンドアップ、東京スカパラダイスオーケストラ、セリーヌ・ディオンのニュー・アルバム、そしてアーリヤの最新ベスト盤の計6枚を購入しました。

今月一番良く聴いたのはエヴリ・リトル・シングの「MANY PIECES」でした。オリジナル・アルバムとしては2年ぶりくらいになるでしょうか。持田のヴォーカルもバリエーションに富んでいて、全体の曲調もなかなかにグッド。中でも先にシングルでも大ヒットしたバラード「UNSPEAKABLE」や「キヲク」などは久々の名曲だと思います。

2番目に良く聴いたのは、2000年に発表されたデビュー作「ハイブリッド・セオリー」が全世界で1500万枚ものセールスを記録したリンキン・パークのセカンドアルバム「メテオラ」でした。前作同様のヘヴィーでメロディアスな分厚いサウンドを聴かせてくれていまして、期待以上では無いものの(^^;、期待通りの充実した内容となっています。リンキン・パークはメタル、ヒップホップなど様々な音楽がミックスされた多彩なサウンドが特徴的で、ヴォーカルもラップ有り、絶叫有り、甘いヴォーカル有りと実にバリエーションに富んでいるのが印象的です。

3位はザ・スタンドアップのセカンドアルバム「ちっぽけな勇気と…。」でした。熊谷発の青春パンクバンドで、CDジャケットが可愛らしかったので思わず買ってしまいました。それにしても彼らの屈託のない明るさはなんだろう。青春パンクと呼ばれている通りまさに青春真っ盛りの青春賛歌で、思わず聞いていてほのぼのしてしまいました。そう、パンクのビートをフォークギターに置き換えても違和感無いかも。でもパンクってもう少し矛盾した社会への怒りとかアナーキーさがあっても良いのではと思ってしまいました(^^;。ちなみに一番気に入ったのはボーナストラックに入っていたライブのナンバーでした。

4位は東京スカパラダイスオーケストラの「HIGH NUMBERS」でした。彼らのCDを買ったのはこれが初めてですが、でも以前からずっと気になっていてやっと買ってしまったと言う感じです。スカ・ビートをメインとした踊り出したくなるようなバンド・サウンドがぎゅっと詰まっていて、これはまさに大人のためのエンターテイメントCDだなあと感じました。

5位はセリーヌ・ディオンの「ワン・ハート」でした。1年前の前作「ア・ニュー・デイ・ハズ・カム」がなかなかに良かったので、この新作も楽しみに聴いてみました。1曲目の「アイ・ドローブ・オール・ナイト」ののりの良いパワフルさも良いですし、もちろん彼女ならではのバラードナンバーも魅力的で、なかなかに素敵な1枚に仕上がっていると思いました。

6位は2001年に22歳の若さで飛行機事故で亡くなったアーリヤの最新ベスト盤「I CARE 4 U」。彼女のヒットナンバーのビデオクリップを納めたDVDが付属しているのもうれしいです。
過去のヒット曲+6曲の未発表曲が納められていますが、私自身一番気に入ったのが#13の美しいバラードナンバー「AT YOUR BEST」で、思わず引き込まれるように聴き込んでしまいました。

2003年2月

1
ELTON JOHN 「GREATEST HITS 1970-2002」
2
DARYL HALL & JOHN OATES 「DO IT FOR LOVE」
3
BARBRA STREISAND 「DUETS」
4
NIRVANA 「NIRVANA」
5
KID ROCK 「COCKY」
6
175R 「GO! UPSTART!」
7
STEVIE WONDER 「THE DEFINITIVE COLLOECTION」

2月に一番よく聴いたアルバムです。
今月はエルトン・ジョンの最新2枚組ベスト、ホール&オーツの5年半ぶりの新作、バーブラ・ストライサンドのデュエットばかり集めたベスト盤、ニルヴァーナの初ベスト盤、それに一昨年発売されていたキッド・ロックの最新盤の計5枚を購入しました。

今月一番良く聴いたのはエルトン・ジョンの最新ベスト盤「グレイテスト・ヒッツ 1970-2002」でした。エルトン・ジョンの初期から最新作までを網羅したベスト盤で、ほぼ年代順に納められていますので、初期の繊細さが次第にポップになり、やがてぎんぎらぎんのロックも加わって幅広さを増し、そして次第に円熟味を増していったのがよく分かる内容となっています。それにしても当時良く聴いた「YOUR SONG」とか「クロコダイル・ロック」、「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード」、「キャンドル・イン・ザ・ウインド」はしみじみ名曲だなあと思いました。

2番目に良く聴いたのはホール&オーツの久々の新作「ドゥ・イット・フォー・ラヴ」でした。70年代から80年代にかけて人気を誇ったロック&ポップなデュオでしたが、最近はあまり聞かなくなりましたので、今回の新作もあまり期待することなく買ってみたのですが、でも予想以上にそのサウンドがまだまだ艶っぽくて躍動感があるのにびっくりしました。まさにロックン・ソウル(懐かしい表現...)な、味わい深いアルバムです。結構お勧めです。

3番目のバーブラ・ストライサンドの最新作は彼女の過去のデュエットの名曲を集めたベスト盤で、新曲も2曲納められています。今年で60歳になるという彼女ですが、バリー・マニロウと歌う新曲でもまだまだ以前と変わらない伸びやかな声を聞かせてくれています。デュエットする相手もその芸歴の長さを反映して、ジュディ・ガーランド、フランク・シナトラ・レイ・チャールズからビー・ジーズのバリー・ギブ、ブライアン・アダムス、セリーヌ・ディオンなど豪華そのもの。女性シンガーでは今でもトップの実力を持った彼女です。

4位は90年代にラウド&ヘヴィなロックで一世を風靡したロック・グループ、ニルヴァーナの初のベスト盤「ニルヴァーナ・ベスト」。私自身、90年代前半は特に音楽をあまり聴いていなかった時期にあたり、彼らのことも実はあまり知らなかったのですが(^^;、昨年買ったフー・ファイター(メンバーが元ニルヴァーナ)のアルバムがなかなか良かったことから(今年のグラミー賞のBest Hard Rock Albumに選ばれもしました)、急にニルヴァーナが気になって買ったものです。
中でもアルバム「ネヴァーマインド」から選ばれている曲が良いです。90年代のロック・シーンを切り開いたといっても過言ではなさそう。

5位はキッド・ロックの一昨年に発売された「コッキー」。なぜ今頃になって買ったのかというと、発売された当時は聴いていまいちピンと来なかったのですが、今年に入ってシェリル・クロウとのデュエットのカントリー・ナンバー「ピクチャー」がヒットしているのにつられて買ってみる気になったものです。ヘヴィ・ロック、ヒップ・ホップ、カントリーまでなんでも有りのよく分からないアルバムではあるのですが(^^;、そこがいかにもアメリカらしいところでもあります(^^)。

なお先ほど全米最大(イコール全世界で最大と言ってもいいでしょう)の音楽賞であるグラミー賞が発表になりましたが、それにしても今年はノラ・ジョーンズの年になりましたね。Record of the Year、Album of The Year、Song of The Yearの主要3部門、そしてBest New Artistなど計6部門を独占したのにはちょっとびっくりしました。
その他気づいたところとしては、ブルース・スプリングスティーンがBest Rock Album、Best Rock Songなど3部門で、カントリーのDexie ChicksもBest Country Albumなど3部門で受賞したのが目に付きました。この辺はまあ妥当なところでしょうか。

2003年1月

1
BOB DYLAN 「LIVE 1975」
2
STEVIE WONDER 「THE DEFINITIVE COLLOECTION」
3
175R 「GO! UPSTART!」
4
SHANIA TWAIN 「UP!」
5
AVRIL LAVIGNE 「LET GO」
6
MARK KNOPFLER 「THE RAGPIEKER'S DREAM」
7
JOHN MAYER 「ROOM FOR SQUARES」

1月に一番よく聴いたアルバムです。
今月はボブ・ディランの75年に行われた「ローリング・サンダー・レビュー」のライブ盤、スティーヴィー・ワンダーの最新ベスト盤、そして最新シングルがいきなり国内No.1ヒットを記録した175R(イナゴライダー)のアルバムの計3枚を購入しました。
ここしばらく予算オーバーのペースが続いていましたが、やっと落ち着いてきたかなというところです(^^;。

今月一番よく聴いたのは、昨年暮れに発売されたボブ・ディランの2枚組ライブ盤「ローリング・サンダー・レヴュー」でした。このライブはボブ・ディランが75年に行った伝説のライブツアー「ローリング・サンダーレヴュー」からのもので、ボブ・ディランが最も躍動感に満ちた活動をしていた時期の貴重なライブということで、思わず買ってしまいました
。エネルギッシュな熱気あふれるライブは、今聴いても決して古さを感じさせません。当時、私も良く聴いたアルバム「欲望」からのナンバーが多いのもうれしいところです。

2番目に良く聴いたのはスティーヴィー・ワンダーの「ベスト・コレクション」でした。2枚組の最新ベスト盤で、彼の初の大ヒットとなった63年の「フィンガーティップス」から最近の「フィール・ザ・ファイア」まで、全部で39曲の名曲が納められています。
とにかく彼の音楽を聴いていつも感じるのは、そこには人類、自然、宇宙まで広がる広大なスピリチュアルな愛の世界があると言うことです。

3位はインディーズ出身のロックバンド175R(イナゴライダーと読みます)の昨年発表されたアルバム「GO! UPSTART!」でした。最新シングル「ハッピーライフ」が国内チャートでいきなりの大ヒットを記録して注目を集めていますが、私も実はこの曲で彼らのことを初めて知り、このアルバムを買ったものです。ちなみに このアルバムは昨年に発売されていますので、「ハッピーライフ」は含まれていませんが、多分現時点では最新で唯一?のアルバムではないかと思われます。
スカ&パンク系のロックバンドで、のりが良くてメロディアスです。ただそれ以上にヴォーカルのちょっとかん高い声質が特徴的で全体的に軽さが気になったりもしますが(^^;、でも声質は聴いていてだんだん慣れてきました。バラード系ではちょっと軽薄に聞こえるかなとも思ったのですが、「BLUE」ではなかなかに良い味を出しています。
これからが楽しみなバンドです。

5位にはアヴリル・ラヴィーンの「レット・ゴー」が、そして7位にはジョン・メイヤーの「ルーム・フォー・スクエア」が返り咲きました。今月新しいCDが少なかったので、その分毎月コンスタントに聴いているCDがベスト7に顔を出してきたのです。ジョン・メイヤー、聴き込むほどに良い味が出てくるシンガーソングライターです。

それと最近の音楽シーンでびっくりしたのは、全米Billboardアルバムチャートでノラ・ジョーンズの「カム・アウェイ・ウィズ・ミー」の3週連続No.1でしょうか。まさかこんなにブレークしてしまうとはいったいどうしてしまったのでしょう?。
私のノラ・ジョーンズがみんなのノラ・ジョーンズになってしまったような寂しさもちょっとあったりして(^^;。