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北アルプス唐松岳・五竜岳登山(2012年7月)

日にち:2012年7月16日

場所:長野県北アルプス

コース:八方尾根スキー場→唐松岳→五竜岳→五竜スキー場

天気:晴れ一時ガス

7月の三連休の最後の日(海の日)は、なんとか晴れが期待できそうでしたので、天気予報等を調べて晴天率が一番高いと推測した白馬方面に日帰りで登山に出かけて見ることにしてみました。行き先ですが、第一候補は最近15年ほどは訪れていない五竜岳ですが、五竜スキー場側から登ると時間がかかるため稜線に出ることにはすっかりガスってしまう可能性が高く、それならばと八方尾根スキー場から稜線まで短時間で上がり、唐松岳から五竜岳を縦走してみることにしてみました。一番の気がかりは五竜の最終のゴンドラに間に合うかですが、コースタイムが12時間20分ということで通常は一泊二日のルートですが、まあいつも通りのペースで歩けばぎりぎりなんとかなるでしょう。

朝4時に自宅を出発して、スタート地点の八方尾根スキー場を目指します。次の写真は八方尾根スキー場の手前で撮影したものですが、雲が多めながら一応青空で、稜線もほぼ見えていてほっとしました。

白馬岳をズーム。夏山はすぐにガスが湧いてしまうため、稜線からクリアな展望を楽しむためにはやはり上で一泊するのが一番なんですが、最近ではなかなか泊まりで登山に行くことが出来ません。


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白馬鑓、杓子岳をズーム。


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五竜岳をズーム。さあ、今日はあのピークを目指します。


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帰りは五竜からバスで戻ってくる予定のため、車は白馬のバスターミナル横の駐車所に停めました。5時54分でした。

準備をし、ここから歩いて八方尾根のゴンドラ乗り場に向かいます。今日はゴンドラは5時半から動いているようですので、乗り場はそれほど混んでいませんでした。

スキー場の斜面には放牧された牛が沢山いました。

白馬三山方面ですが、上空には少し薄雲が出てきてしまいました。


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ニッコウキスゲ。


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五竜岳の向こうに見える鹿島槍の稜線にはもうかなりガスがかかっています。そしてその後も鹿島槍のピークはほとんど見ることが出来ませんでした。


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五竜岳をズーム。


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最終リフトを降りると八方池山荘があります。

6時46分、では歩き始めます。


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白馬岳をズーム。


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杓子岳をズーム。


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白馬鑓をズーム。


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この頃は白馬乗鞍岳までの稜線はきれいに見えていました。そこから下は雲海が広がっています。


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登山道の両脇に黄色いニッコウキスゲがぽつぽつと咲いていて楽しませてくれます。


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7時8分、トイレ小屋を通過。


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7時22分、八方池に到着。稜線のガスがだんだんと増えてきています。急がないと(^^;。


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雨飾山をズーム。


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火打方面をズーム。


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妙高をズーム。


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ここで10分ほど休憩したのち、再び歩き始めます。


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鹿島槍をズーム。南峰はガスに隠れてしまっています。


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再び五竜岳をズーム。


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この先で今日初めての雪渓歩きとなります。アイゼン等は特に無くて問題ありませんでした。(今回は念のため6本爪アイゼンとピッケルを持ってきていましたが、いずれも使うことはありませんでした)
この辺りから降りてくる大勢の登山者と頻繁にすれ違うようになります。

8時21分、丸山ケルンを通過。

白馬三山ですが、今度は下からもガスが上がってきています。ああ、ガスの挟み撃ちです(^^;。


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この先の登山道ですが、夏道は斜面の南側をトラバースする形で行くのですが、残雪が多いためか尾根沿いの冬道ルートの方に進む方に表示がありました。

8時53分、やっと稜線に出ました。立山の山々が目に飛び込んできますが、あちらも残念ながらピークには雲がかかっていました。

では唐松岳山頂に向かいます。


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9時7分、唐松岳山頂に到着。

山頂は登山者で少し混雑気味ですが、ここでしばらく休憩して食事とします。では今日の展望を北側より右回りでご紹介。


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雲海の向こうには頸城山塊の山々が見えています。


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五竜岳をズーム。近いようにも見えますが、実際に歩いてみて思った以上にきつかったです。


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針ノ木岳、爺ヶ岳方面をズーム。槍は残念ながら一度も見えることはありませんでした。


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3つ並ぶピークをズーム。


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そして海岸線をズーム。今日は富山、新潟側は比較的よく見えていて、能登半島もうっすらと見えていました。


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9時30分、山頂は風も多少強めなので、そろそろ下ることにします。

山荘手前にはコマクサがあちこちで咲いていました。

9時41分、唐松岳山荘に到着。


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唐松岳山頂をズーム。


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今日は期待したほど快晴でもないし、ガスも増えてきて展望もこれ以上良くなることは無さそうですので、このまま早めに下っちゃおうかなと考え始めたのですが、でもやはり久しぶりの五竜にも行ってみたいと思い直し、予定通り五竜に向かうことにしました。決断に少し時間がかかり(^^;、9時59分、再び歩き始めます。

すぐに急な岩場の鎖場が続くようになります。この時間は登山者のすれ違いはほとんど無く助かりましたが、この辺りは一人がぎりぎりの場所が多いため、団体さんが来るとすれ違いで大混雑しそうです。また足下が切れ落ちていますので、高所恐怖症の人は足がすくんでしまうかもしれません。


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鎖場はずいぶんと続きました。


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それでも正面に常に五竜岳を見ながらの稜線の縦走は本当に楽しいです(^^)。


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いつの間にか立山にかかるガスも少し取れてきたような気がします。


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剣岳をズーム。山頂が見えるまであとわずかなんですが(^^;。


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後ろを振り返ります。正面に見えているのが唐松岳。長野県側は見事に真っ白です。


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遠見尾根への分岐を過ぎると、すぐ真下に五竜山荘が見えてきます。

五竜岳ももうすぐそこです。それにしても五竜岳、大きい山で存在感があります。


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山荘横の長野県側斜面はカール状になっていて、残雪がまだだいぶありました。


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11時28分、五竜山荘前に到着。ここで少し休憩してから11時36分、山頂に向けて再び歩き始めます。

しばらくは斜面をトラバースする歩きやすい登山道です。


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この先の山頂直下が一番急でかつ岩場のよじ登りの険しいルートとなります。落石にも要注意です。

岩場を回り込んでいくと、途中で鹿島槍に向かう縦走路が見えてきました。このときはぎりぎり鹿島槍北峰が見えていたのですが、すぐにガスに隠れてしまいました。


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12時18分、五竜岳山頂に到着。

もうだいぶガスが増えてきて展望はいまいちですが、それでも真っ白で何も見えないよりはましと言うことで(^^;。ではここからの展望を鹿島槍方面から右周りでご紹介。


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次の2枚は山と雲の隙間から見えた海をズーム。遠くに能登半島もうっすらと見えています。


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北側ですが、唐松岳山頂はぎりぎり見えていました。


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なんとかもう少し展望が良くならないものかとしばらく粘りましたが、ゴンドラ最終の時刻も迫ってきていますので、12時56分、諦めて下り始めます。
13時27分、遠見尾根の分岐に到着。ここから遠見尾根を五竜スキー場まで下ります。


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下る右側には雪渓がカール状に広がっていました。

急な雪渓の下りもあって、注意しながら下っていきます。

少し下ると雲海の下に出たようで、下の方が見えてきました。白馬の町も見えています。


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遠見尾根ですが、最初一気に下ると、その先はアップダウンを繰り返しつつ緩やかに下っていくという感じで、正直うんざりするほど長く感じました。特に時々ある登り返しは本当にきつかったです。また残雪もずいぶんと低い場所まで残っていました。


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五竜山荘直下のカールをズーム。山荘も見えています。


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この先に見える次のピークが中遠見山かなあ。


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再び今降りてきた遠見尾根を振り返ります。


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鹿島槍方面。


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鹿島槍北峰をズーム。ぎりぎり山頂が見えました。


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15時7分、「中遠見」の標識を通過。そろそろゴンドラ最終の時刻(下り最終が16時30分)が気になり始めます(^^;。

降りても降りてもまだその先にスキー場は見えてきません(^^;。

ふと八方尾根方向を見ると、先ほどまでかかっていたガスが徐々に取れてきて、再び稜線が見え始めていました。


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最後の地蔵の頭への登り返し。きついですが青空がはげみです(^^)。


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白馬三山をズーム。


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八方尾根上部をズーム。見えているピークは唐松岳ではありません。


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15時51分、地蔵の頭に到着。ここにはまだハイキング客が何人もいて、のんびりとしていまして、もう時間的には心配しなくて良いだろうと初めてほっと出来ました。

それにしても下の方は随分ときれいな青空が広がっています。どうやら雲が多かったのは山の稜線だけだったようです。


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浅間山をズーム。


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戸隠山をズーム。


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高妻山、乙妻山をズーム。


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地蔵の頭のすぐ下にリフト乗り場があります。もう疲れていましたので、ここからリフトに乗ろうとしたら、ゴンドラへの乗り継ぎには5分ほど登り返しがあると言われ、それならとゴンドラ乗り場まで歩いて下ることにしたのでした。

この先は緩やかな散策道となっています。両脇にはいろんな花が咲いていて、思わず私ものんびりと写真を撮りながら下ることになったのでした。

コマクサ。もう終わりかけですが、でも随分と沢山咲いていました。

白いクリンソウ。初めて見ました。

16時9分、ゴンドラ乗り場に到着。団体さんもいて、少し行列が出来ていました。

さてゴンドラで下った後、どのように白馬のバスターミナルまで戻るかですが、白馬花三昧(7/1〜8/31)のイベントで巡回バスが運行されているということで、それに乗る予定ですそしてその最終便、五竜発16時33分になんとか乗ることが出来ました。
次の写真は車で帰る途中で撮影した五竜岳。時間と共に稜線のガスが取れていき、この頃になるとガスがほぼ無くなっていました。