ようこそ、あなたは 人目のお客様です。( Since 1999/2/2)
本日のアクセス数: 昨日のアクセス数:

トップページ

情報室
IT資格情報
所有資格
実験室&作品展示室
談話室
遊戯室
趣味の部屋
購読雑誌紹介
プロフィール
雑記帳
気ままにブログ

業務紹介
 ・会社案内
 ・業務内容
 ・サポート料金表
 ・使用機器
 ・主な業績

メ−ル送信
備考
ページ毎アクセス集計
サイトマップ

蓼科山テレマーク(2012年1月)

日にち:2012年1月29日

場所:長野県八ヶ岳

コース:白樺高原国際スキー場→七合目登山口→将軍平→山頂→北面を滑る→七合目登山口→白樺高原国際スキー場

天気:晴れ時々ガス

強い冬型が少し弱まり、長野県中部ではほぼ晴れが期待出来たことから、今シーズン初となる蓼科山北面にバックカントリー(テレマークスキー)に出かけてみました。雪がどれくらい積もっているのが不安でしたが、まさにその不安が的中したかたちでした(^^;。快適に滑ることが出来る積雪よりも1mは雪が少なく(おそらくこの時期の積雪としてはこんなものなのでしょう。やはりここは積雪が増える2月以降でないと駄目だと感じました。)、北面オープンバーンは岩がまだ完全に埋まっていなくて、上部の吹きだまり以外はまともに滑ることが出来ませんでした。

朝、自宅を7時30分に出発し、白樺高原国際スキー場を目指します。そして8時17分、白樺高原国際スキー場の駐車場に到着。ゲレンデに一番近い駐車場はもう満車でしたので、少し下の広い駐車場に停めました。

蓼科山ですが、早朝はすっぽりと雲がかかっていたのですが、徐々に雲が取れてきていまして、今はわずかに雲がかかっている程度です。そのうち無くなるかなと期待したのですが、結局その後もガスがかかっては晴れてを繰り返していました。

蓼科山山頂をズーム。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

準備をしてゴンドラ乗り場に向かいます。


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)

ゴンドラの運転開始が9時からと言うことでしばらく待たされました。
ゴンドラを下りて出発の準備をしますが、そこでは他にも多くの登山者が出発の準備をしていました。おそらく今日、ここからは20人ほどの登山者が登ったのではないでしょうか。

蓼科山北面をズーム。左下に見える一番広いオープンバーンを今回滑る予定です。ただまだだいぶ岩が目立っているのが分かります。果たして滑ることが出来るのか心配になりますが、とりあえずここまで来たら進んでみることにします。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

誰か先に行かないかなと期待したものの、結局私が先頭で9時17分、登山道をシールを付けたスキーで歩き始めます。ラッセルだったら辛いなと思っていたら、最近(多分昨日あたり)に既に登山者が入っていて、しっかりしたトレースができあがっていました。20〜30cmほどのラッセルだったと思います。ちなみにこちらから蓼科山山頂に登る場合、今回のようにトレースがあればラッセルしなくて済みますので、それほど苦労せずに登れるのですが、前夜に大雪だったりするとラッセルとなる場合もあります。膝を越えるラッセルとなると、日帰りでは山頂にたどり着けないかもしれませんので注意が必要です。

木々の枝が真っ白でとてもきれいです。霧氷+昨日の降雪によるものでしょう。


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)

9時43分、七合目の鳥居を通過。

登山道のトレースを動物も歩いた跡が沢山付いていましたが、ここでは登山道脇の斜面を掘り起こしてえさを探した様です。カモシカでしょうか?


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)

登るに従って積雪も増えていきます。まだ1月という事で雪もまださらさらです。次の写真の辺りは登山道脇が広いため、気持ちよく滑り降りることが出来そうで帰りが楽しみです(^^)。

10時38分、天狗の露地に到着。ここから北面オープンバーンの様子を眺めてみます。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

斜面をズーム。なんと岩がまだほとんど埋まっていなくて、とても滑ることが出来そうにありません...。うーん、ショック。どうしよう。(実際にも次の写真で日が当たっている斜面はほとんど滑ることが出来ませんでした。ただそこから上の日陰の部分は、吹きだまりの部分を選べばなんとか滑り降りることが出来ました。)


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

北西側の様子。既に雲がだいぶかかってきて展望はあまり良くありません。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

エコーバレースキー場の斜面をズーム。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

5日前に滑りに出かけた三峰山をズーム。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

女神湖をズーム。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

写真だけ撮ったら再び登山道に戻り登っていきます。今回は雪の状態が良く、トレースもクラスト等はしていませんので、普通にシールのみで登っていくことが出来ました。

11時15分、将軍平に到着。小屋は現在は閉まっています。

正面に蓼科山山頂がどーんと見えてきます(^^)。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

山頂をズーム。ここから見ても山頂の雪はまだ少なめです。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

極寒ながら風がそれほど無く、日射しがありますので、ここで少し休憩してお昼とします。
そして11時29分、再び登り始めます。


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)

登山道の岩はほぼ埋まっていますので、途中までなんとかシールだけで登っていきましたが、さすがに急になった辺りでスキーは諦めてスノーシューに切り替えました。まあ今回はトレースがしっかりしていますので、アイゼン+坪足でも問題ないと思います。


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)

森林限界を過ぎると吹く風が急に強くなります。そしてとにかく寒いです。やはり厳冬期の2500m峰だけのことはあります。
急斜面を登り切ると正面に山頂が見えてきます。


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)

山頂の小屋もほぼ雪に埋もれています。もちろん今日は営業していません。

12時17分、蓼科山山頂に到着。

山頂にはひっきりなしにガスがかかり、真っ白な時が9割、青空がのぞくのが1割という感じでした。写真はもちろん青空が見えている時に出来るだけ撮影しています。


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)

隣の北横岳はよく見えていますが、南八の方は雲がかかって見ることが出来ませんでした。残念。


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)

滑る準備をし、12時50分、北面上部に進みます。岩はほぼ埋まっていますが、ただ森林限界から下の藪がまだかなり見えています(^^;。でもスキーを登りだけで使って下りはザックに付けて下るのも少しシャクなので(^^;、斜面の様子をみながらスキーで下ってみることにします。


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)

斜面も藪藪なところだけでなく、まあそれなりに吹きだまっている部分も多少はありますので、そんな斜面を探しながら下っていきます。山頂直下は少しパックされていましたが、すぐにさらさらのパウダーとなります(^^)。斜度がありますので、私の板でもなんとか滑ることが出来ます。


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)

上部は岩はほぼ雪に埋もれていて、滑っていてもヒットすることはほとんどありませんでした。
この先でオープンバーン上部への入口を捜してうろうろ。雪が多い時と少し雰囲気が違って分かりづらかったです。それでも予定通りオープンバーン上部に出来ることが出来てほっとしました。
オープンバーンですが、下の方は朝登る途中で見たとおりに滑るのはかなり厳しそうです。ただ上の方は斜面を選べば何とか滑ることが出来そうな予感が。(希望的観測ですが)


(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)

吹きだまりを選んで滑れば、それなりに気持ちよいパウダーの滑りを楽しむことが出来ました(^^)。時々埋もれている藪や岩にヒットするのが玉にきずでしたが。
ただオープンバーンの下三分の二は見るからに駄目ということで、斜滑降しながら登山道の方に戻っていくことにしました。


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)

日射しのある部分まで下ってから斜面を見上げます。この辺りはまだ普通に滑ることはとても出来ません。


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)

14時37分、やっとの思いで登山道まで戻ってくることが出来ました。今後はよほどの大雪でない限りは1月に蓼科山にバックカントリーに来ることは止めようと思います(^^;。
そして登る時においしそうだったこの斜面は、予想通り気持ちよく滑ることが出来ました(^^)。


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)

ただ少し下ると、雪に隠れている岩に頻繁に当たってしまうようになり、結局スキーで下るのは諦めて板はザックに付けて坪足で下っていきました。
15時32分、ゲレンデまで戻ってきました。

ゲレンデ上部は二つのゲレンデの間に樹林帯があるのですが、そこにノートラックバーンがだいぶ残されていましたので、せっかくですのでそこを滑り降りて行きます。この時間になってもまださらさらのままでした(^^)。


(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)

16時ちょうど、駐車場到着。