日にち:2011年5月8日
場所:北アルプス焼岳
コース:新中の湯ルート登山口→焼岳山頂→新中の湯ルート登山口
天気:曇り時々晴れ
天気予報では快晴が期待できそうなこの日、以前より一度滑りに行きたいと思っていた焼岳に初めてバックカントリーに出かけてきました。標高が低いため、そろそろ雪の状態も心配だったのですが、まあなんとかりんどう平までは普通に滑って下りることが出来ました。ただあちこちに雪崩の跡や亀裂があり、そろそろ焼岳のバックカントリーシーズンは終了という感じです。
天気ですが、快晴を期待していたのですが、残念ながらほぼ曇りで時々晴れ間が広がるというあいにくの天気となってしまいました。写真は青空が出ている時しか撮っていませんので、写真だけ見ると晴れ時々曇りという感じに見えますが、実際には10分待って1分青空がのぞくという感じでした(^^;。
自宅を5時30分に出発して新中の湯ルート登山口の駐車場に向かいます。そして6時45分、10号カーブの先にある駐車場(広い路肩)に到着。ちなみに道路は、この先の11号カーブより先はまだ冬期閉鎖中となっていました。停まっている車はまだ1台だけでした。ゴールデンウイーク最後の日曜日ということでもう少し大勢人が来るかなと思っていたのですが、その後も途中ですれ違った人は登山者のみ6人のみと意外と少なかったです。
準備をし、スキーはザックに付けて7時3分、駐車場の反対側にある登山道を歩き始めます。

今朝はそれほど冷え込みはなく、登山道上の残雪も表面が柔らかく歩きやすいです。

スタート当初は曇り空でしたが、徐々に青空が見えてくるようになります。この時点では今日の快晴は全く疑っていなかったのですが(^^;。
登山道ですが、日当たりの良い斜面は雪がすっかり溶け、登山道がぬかるんでいます。


間もなく一面雪で覆われるようになります。踏み跡と赤テープなどのマーキングを確認しながら進んでいきます。

尾根を登り切って平坦になると、やがて正面に焼岳が見えてきます。ただ...、快晴のはずがずいぶんと雲が多いです(^^;。まあ山頂まで登るうちにはすっきり晴れることを期待して進んでいきます。

8時49分、りんどう平のいつもの広場に到着。ただし登山道も広場も雪ですっかり埋まっています。
しばらく焼岳にかかっている雲がなかなか取れなかったのですが、15分ほどのんびりと休憩していたらやっと次の写真の様に青空が広がってくれました。ただし数分後にはまた雲がかかってしまいましたが(^^;。

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焼岳南峰をズーム。比較的大きな雪崩の跡が見えます。おそらく上部の雪庇崩落によるものでしょう。また斜面のあちこちに亀裂が見えます。

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秋には紅葉が見事な斜面。(紅葉が見事だった昨年秋の様子はこちら)

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9時7分、ではそろそろ前進することにします。
するとすぐに左側斜面に大きな雪崩の跡が見えてきました。上部急斜面が全層雪崩の様です。

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いつもだと北側に穂高がきれいに見えるのですが、今日は上の方はすっかり雲がかかっています。今日は本当に天気が回復するのか、かなり不安になってきました。

夏道登山道は下堀沢の脇の高いところを進んでいくのですが、積雪期はそのルートは歩きづらいためか、トレースは沢のど真ん中を進んでいますので私もトレースをたどって進んでいきます。

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沢に流れ込んでいた一番大きな雪崩の跡。先頭にある大きな雪の固まりが斜面最上部にあった雪庇が崩れたものと思われます。


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10時23分、焼岳南峰と北峰の間のコルにやっと到着。コルに出ると一気に風は強くなります。おまけにみぞれも降り始めて、うーん、これはちょっとまずいかもという感じでしたが、みぞれは15分位で止み、積もるほどは降りませんでした。

ここにスキー板をデポして焼岳北峰に向かいます。


10時51分、焼岳北峰山頂到着。途中で雪がかなり大量に残っている部分があって、少し時間がかかってしまいました。
ちなみに最初に着いた時は山頂はすっかりガスの中でした(^^;。でも30分ほど待っていると一気にガスが晴れて周りが見えるようになりました(^^)。

山頂ですが、少し強めの風が吹いていましたが、でも風下側斜面に座っていればなんとか我慢できる程度でした。天候の回復を期待してのんびりとお昼にします。
では今日の展望を槍穂高方面から右回りでご紹介。北アルプス上部にかかっている雲は結局山頂にいる間には取れることはありませんでした。残念!。

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西穂高岳方面をズーム。

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乗鞍岳も雲でほとんど見えません。

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笠ヶ岳方面も雲が取れることはありませんでした。

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12時45分、とうとう諦めて下ることにします。そして先ほどスキーの板をデポしたところまで戻り滑る準備をします。13時4分、滑降開始。

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快適ざらめです(^^)。

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中間あたりで斜面を大きく右にトラバースして、後半はこの斜面を滑り降りることにします。

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途中にある亀裂を避けながら滑っていきます。

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あっという間にりんどう平まで滑り降りてしまいました。
ところでなんとなく天気が回復しそうな感じがしましたので、ここでのんびりと天気の回復を待ちます。
すると14時30分を過ぎた頃から一気に青空が広がってきたのでした。

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穂高もなんとか稜線まで見えるようになりました。

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穂高岳をズーム。

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ではもうしばらくスキーで行かれるところまで滑っていきます。

途中の登りの部分でスキーはザックに付け、その先は歩いて下りました。
15時30分、駐車場に到着。
ちょうど正面に日射しを浴びて真っ白に輝く穂高岳が見えていました。

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