日にち:2008年6月6日
場所:長野県 乗鞍高原
コース:三本滝駐車場→位ヶ原山荘→剣ヶ峰→位ヶ原山荘→三本滝駐車場
天気:曇り(上の方はガス)
この日、久しぶりに天気予報に晴れマークがあったことから、午前中に乗鞍まで出かけてみることにしてみました。最近は岐阜県側から乗鞍スカイラインで上がることが多いのですが、今週は今日まで落石により運休ということで、久しぶりに長野県側から登ってみました。
自宅を6時30分に出発し、三本滝の駐車場を目指します。松本までは青空が見えていましたが、乗鞍岳はすっかり雲の中でした。でも天気予報では曇りのち晴れなのでそのうち晴れてくれるだろうと期待していたのですが...。
7時57分、三本滝の駐車場に到着。

車が既に何台か停まっていましたが、皆バックカントリーの人でした。ゲレンデにはもちろんもう雪はありません。周りの緑が鮮やかになってきています。

(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)
8時18分の始発のバスに乗ったのは私を含め5人のみ。スキーが4人、スノーボードが1人でした。今日は静かな乗鞍が楽しめそうです。

位ヶ原山荘で登山届けを出してから歩き始めます。8時45分でした。
このあたりまでは青空がのぞいていまして、この先も天気が回復するだろうと思ったのですが、実際には甘かったです(^^;。

前回ここからのぼったときは最初のカーブのところから登り始めましたので、今回も同じ場所でスキーにシールを付けて登り始めます。ただ、後から思えば、ここから入るより下ってきたルートをそのまま上るのが、ルートミスもなく確実だと思いました。ちなみに同じ時間、ここから登り始めたのは私一人だけでした。

雪ですが、昨日まで雨が続いていたこともあり、湿った重いざらめ雪です。



しばらく真っ直ぐ登って徐々に左側に進んでいったのですが、途中からガスがかかってきて周囲がよく見えなくなってしまい、ちょっと予定より登りすぎてしまいました。

おかげで急な斜面のトラバースをかなりすることになってしまいました。今日はざらめの雪が表面だけ柔らかくてすぐ下は堅めだったため、エッジがかかりにくく、横滑りし出すとなかなか停まらないいやらしい雪でした。おかげでトラバースも慎重にならざるを得ず、やっと位ヶ原の平坦な場所に出た時には10時になっていました。
ここはもっと下の平坦な場所を登るか(これが一番でしょう)、あるいはトラバースする前に一気に上に上がって除雪された道路に出るか、いずれかにすべきだったと思いました。


10時、やっと位ヶ原の平坦な場所に到着。この時点で私が5人中、最後になってしまいました(^^;。

10時9分、トイレの建物に到着。先ほど斜面をトラバースした分、かなり上に出ることが出来ましたので、トイレまですぐでした。


ガスが晴れた一瞬、先頭の人が斜面を直登しているのが見えました。


前回10日前に来たときと比べて、ずいぶんとハイマツの帯が目立ってきています。これからは下るルートに注意しないと、横に移動するのが簡単で無い場所が出てきそうです。
ガスっていて斜面の様子が全く分からないため、とりあえず肩の小屋に向けて登っていきます。

途中で大きなクレバスが口を開けていました。ガスっているときは注意が必要です。

10時38分、肩の小屋到着。ここまで来ると風もかなり強く冷たく、春スキーの雰囲気は全くありません。

さていつものコースを登ろうと前を見ると、あれれ、ハイマツがかなり目立ってきていて正面はとてもスキーで登れそうにありません。

ガスってよく見えないため、ここは右に回り込むか左に回り込むか悩み、結局左に回り込んで登ってみたのですが、途中1ヶ所は10mほど藪漕ぎになってしまいました。

その後、だいたいいつも通っているルートを登っていき(踏み跡がはっきりしていたので、そこをたどりました)、11時25分、朝日岳と蚕玉岳の間のコルに到着。

どうやらこの時点で私は今日の先頭になったようで、ここから先は先行者のトレースがありませんでした。今日の雪はスキーでもエッジがかかりにくかったため、直登ルートはむしろ登りにくかったのかも知れません。

蚕玉岳と剣ヶ峰の間の雪渓。ガスってよく見えません(^^;。

今日は午後は仕事があったため、位ヶ原山荘発12時38分のバスで帰る予定でしたが、ここから山荘まで滑るだけなら30分ほどで着くだろうと、今回は一応剣ヶ峰の山頂を踏んでおくことにします。
残念ながら山頂まで雪はつながっておらず、最後2分ほどはスキーを外して歩きました。

11時43分、山頂到着。今日の一番のりです(^^)。ただし景色は全く見えません(^^;。

すぐにスキーをデポしたところまで戻り、簡単な食事を取った後、11時54分、滑降開始。バスの時間の制約が無ければ、せっかくですので1時間ほどはここで待っても良いのですが、まあ仕方ありません。

10mほど先しか見えないため、岩の多い山頂直下のコースを滑るのは止め、剣ヶ峰と蚕玉岳の間の幅の広い斜面を滑ることにします。
上部は相変わらず急です。

試しに軽くスキーカットしてみると、落ちていった雪がかなり下までだらだらと流れていきます。昨日までの雨で重くなってゆるんでいるせいでしょう。

これはもう少し斜度の緩い場所から滑り出すのが良いかなと思い、少し左側に移動してほぼ真ん中辺からドロップイン。

斜度が少し緩くなるだけで、削った雪は先ほどの様にだらだらと滑り落ちなくなり、1、2mほどで停まりました。まあこれなら自分の滑りで雪崩を起こすことは無さそうです。

ただ...、上を見ても下を見ても真っ白です。滑った後を撮ってもシュプールも最後の1ターン位しか見えません。

斜面の下に行くにつれて雨が流れた縦溝が目立つ様になり、道路の近くではかなりでこぼこしてきました。

道路まで下りると、この辺りからは周りがよく見える様になりました。板をいったん外して道路を渡り、再びスキーを付けて滑っていきます。

途中で左に曲がって位ヶ原山荘の方に下っていきます。

最後の急斜面です。道路にバスが止まっているのが見えます。

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左側の斜面の様子。雪が良いときに来れば、この辺りも滑るのが楽しそうです。

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一気に滑り降りてから今の斜面を振り返ってみます。残念ながらシュプールはよく分かりません(^^;。

(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)
この先で道路に出て、道路を歩いていきます。(朝もここから登れば良かった)

位ヶ原山荘到着、12時29分でした。バスの時刻には十分間に合いました。
それにしてもバスが下るに従って再び青空が広がってきたのにはちょっと悔しかったです。