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乗鞍テレマーク(2008年4月)

日にち:2008年4月25日

場所:長野県乗鞍高原

コース:乗鞍高原温泉スキー場三本滝駐車場→位ヶ原→朝日岳の途中まで→剣ヶ峰側にトラバース→乗鞍高原温泉スキー場

天気:曇りのち晴れ

4月24日より三本滝駐車場まで車で上がれる様になったことから快晴の予報のこの日、久しぶりに乗鞍に出かけてみることにしてみました。ゴールデンウイーク直前ということもあり、途中で見かけた人は3人ほどと静かなバックカントリーとなりましたが、それにしても上の方の雪はかりっかりの凶悪アイスバーンで久しぶりに最悪でした(^^;。昨日の雨が上の方でも雨だったようで、しかも位ヶ原から上は風が冷たく、日差しはあってもかりかりのままざらめにならなかったようです。ざらめは位ヶ原から下だけでした。

朝7時に自宅を出発して乗鞍高原温泉スキー場に向かいます。8時20分、三本滝駐車場に到着。途中の道路上には雪はありませんでしたが、この時間駐車場の半分は圧雪された雪が残っていました。駐車場には3台ほどの車が停まっていますが、おそらくバックカントリーに来られた方のものと思われます。
天気はこの頃はまだ曇りでした。天気予報では晴れとなっていたのに変だなあと思っていたのですが、登る途中ですっきりと晴れてくれました。

準備をしてゲレンデに向かい、8時45分、シールを付けたスキーで登り始めます。ゲレンデ内の道路が除雪されていますので上から下まで滑り降りることは出来ませんが、雪自体はまだ滑るには問題ないほど残っています。

雪は柔らかいざらめ雪です。
除雪された道路に出たらスキーを外して担いで道路を進んでいきます。

ゲレンデ側はかなり高い雪の壁となっています。

ここから上のゲレンデに入ります。一人分の足跡が付いていましたが、先行していたのは山スキー?の一人だけの様でした。なお私の後ろからもボーダーと山スキー(テレマークかも?)の人が登ってきているのが見えていました。

この頃から青空が見える様になり、間もなくすっきりと晴れてくれました(^^)。

ゲレンデトップ到着、9時25分でした。

最初の急斜面を登り切り、小休憩後なだらかな切り開きを進んでいきます。ツアーコースですが、ここも柔らかいざらめ雪でした。天気も最高ですし、乗鞍岳の斜面もざらめ雪になっていれば、今日は最高の春の乗鞍となるはずでした...。

位ヶ原の手前の急斜面も雪は柔らかいざらめでした。先行者がこの斜面の上の方を登っているのが見えました。

10時49分、位ヶ原到着。ここに上がってくると急に冷たい風が強くなりましたので、慌てて上着を着込んで帽子、厚い手袋など冬用装備に戻ります。

広い位ヶ原の先に乗鞍岳、摩利支天岳、富士見岳などが見えてきます。

今日は乗鞍岳に登る予定ですので、真っ直ぐ肩の小屋を目指して進んでいきます。ただしルートは少し左寄りを進んでいきました。
なお足下の雪ですが、まもなく堅くなってきてしまいました。

肩の小屋はずーっと見えているのですが、なかなか近づきません。次の写真の辺りでちょうど右下側にトイレの建物が見えています。
乗鞍岳の斜面の雪は真っ白ですが、雪質はどうなんだろう。


(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)


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肩の小屋までもう少しです。

12時5分、肩の小屋到着。この辺の雪は残念ながらアイスバーンとなってしまいました。今日は晴れていても真冬並みの冷たい風が吹いていて、ざらめにはならなかったようです。

とりあえず建物の影でお昼を取ったのち、12時23分、予定通り朝日岳に向けて登り始めます。部分的にアイスバーンもありましたが、堅くパックされたシールが効く部分も多く、しばらくはシールで問題なく登っていくことが出来ました。

ただ登るに従ってだんだんとアイスバーン度も上がり、シールだけではちょっと危険になってきましたので、12時35分、今日はこれ以上登るのは止めてここから滑ることにしました。ま、アイゼンとピッケルを使えばまだ登ることも可能ですが、上はかりっかりのアイスバーンであることは間違いなく、上まで行っても滑って下りられるか不安でしたので。

さてどの斜面を滑ろうかなと考え、もしかして乗鞍岳の東側の斜面ならもう少し雪質が良いかもと期待してそちらの方に回り込んで見ることにしました。次の写真の方向にどんどんトラバースしていきます。最初はそれほど急斜面でなく、トラバースしていても恐怖は感じなかったのですが...、

朝日岳直下の斜面あたりから急になり、しかも悪いことにこちらの方がさらにかちかちのアイスバーンでした。ああ、なんてことだ。
ここでこけたら下まで100mか200mは滑落するかも知れないと思うと、緊張で足の筋肉が痛くなってきました。

ところでこの斜面をボーダーが直登していました。すごい!。


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少しでも状態の良さそうな斜面を探してどんどんトラバースしていきますが、結局剣ヶ峰直下の斜面まで行き着いても、かりっかりのアイスバーンのままでした。また同じ姿勢のままトラバースしていましたので、特に右足の太ももの筋肉がもう限界に近かったです。ここで覚悟を決めてこの斜面を滑り降りることにしました。


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次は足下の様子。写真では分かりづらいですが、一気に落ち込んでからその先でなだらかな位ヶ原の斜面に続きます。ここなら万が一滑落しても岩などの障害物は無いので、まあなんとかなるだろうと。もちろん滑る際には絶対にこけない様に注意して滑りました。出だしは35度ほどの急斜面です。


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最初の2、3ターンは斜面を大きくターンして様子を見ます。かりかりながらもなんとかエッジがかかってターン出来ましたので、それからは比較的小回りでターンしつつ下っていきます。なおこの辺りは安全を考えてテレマークターンではなく、アルペンターンで確実に滑っていきます。
ちなみに滑り出したのは次の写真の右側に見える大きな岩場の左下の辺りです。


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今日一番の急斜面はここまででした。ここからは滑るコースをフォールラインに沿って少し右に変えますが、少し斜度が落ちて滑っていても恐怖心は無くなり、ターンもテレマークを入れていきます。


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今滑ってきた斜面を振り返ってみます。アイスバーンながら真っ平らな斜面ですので、滑った跡がきれいに見えています。


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次の写真は先ほど滑った斜面をズームしたもの、かすかにターンの跡が見えます。


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雪質ですが、位ヶ原の途中からだんだんとゆるんできて、位ヶ原からツアーコースに下る手前あたりからは一気にざらめ化しました。
1度ツアーコースまで滑り降りたのですが、そのざらめの滑りがなかなか気持ち良かったため、もう一度登り返して、今度は一つ隣の南側の沢に向けて滑ってみます。14時28分、この斜面を滑降開始。


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この沢ですが、この先で急に落ち込んでいくのが分かりました。このまま沢を行くのは危険そうですので、右側の斜面の方に移動します。

沢の右側の斜面は以外と広いです。


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次の写真は途中で先ほどの沢の方を見たもの。こちらの斜面も沢に近い方は崖になっているので要注意です。


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この先は林間コースとなりますが、木の密度がそれほど高くなく、まあまあ気持ち良く滑ることが出来ました。

このままこの疎林を滑っていくとツアーコースから離れてしまう様な気がしましたので、途中で左側に進んでいき、沢をいくつか越えて元のツアーコースに合流しました。
ツアーコースはざくざくの深いざらめとなっていまして、ちょっと疲れました。
そしてゲレンデに到着。最後に一番下の斜面のお気に入りのコースを滑ってみます。


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15時10分、駐車場到着。今度は是非ざらめ雪の乗鞍岳を山頂から滑ってみたいです。