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御嶽山テレマーク(2008年4月)

日にち:2008年4月9日

場所:長野県御嶽山

コース:御岳ロープウェイスキー場飯森高原駅→覚明堂の上まで→女人堂→御岳ロープウェイスキー場

天気:晴れのち曇り

一昨日から昨日にかけて降った雨が上の方では雪だった様で、御岳ロープウェイスキー場の上部で30cmほど湿った雪が積もったことを知り、もしかしてパウダーが残っているかもしれないと期待してこの日、一人で御岳まで出かけてきました。
残念ながら昨日吹き荒れた猛烈な暴風により、上の方の雪の大部分は吹き飛んでいました。おまけにいつも滑る斜面では大規模な雪崩れの跡までありました。また午前中は快晴かつ無風の良い天気に恵まれ、あまりの暑さに気持ちいいを通り越して修行の様な登りとなったのでした(^^;。

朝、6時45分に自宅を出て御岳ロープウェイスキー場を目指します。次の3枚はスキー場の少し手前から撮影した写真ですが、遠くから見る限りでは斜面は真っ白で良さそうだったのですが...。


(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)

御岳ロープウェイスキー場の駐車場に到着、8時38分でした。ここまで道路には全く雪はありませんでした。平日と言うこともあって駐車場もそれほど混んでいませんが、でも思った以上に車が停まっていてびっくりしました。やはり4月も中旬ということで営業しているスキー場がかなり少なくなってきているせいもあるでしょうし、また私の様に前日の降雪&今日の好天に誘われた人も多いと思います。

準備をし、9時より運行開始のロープウェイに乗って上に向かいます。とりあえずゲレンデの一番下まで、雪は大丈夫な様です。

ゴンドラの駅を出て、シールを付けたスキーで歩き始めます。

既に山スキーやテレマークスキー、スノボ&スノーシューの人が10人ほど先行しています。

9時21分、いつもの場所から登り始めます。
風も無く日差しが強いので、暑くてたまりません。春スキーというよりも初夏のスキーという感じです。

トレースをたどって登っていきます。雪ですが、日陰はクラスト気味の表面が堅い雪、陽が当たっている場所は湿った重い雪でシールにくっつきやすかったです。

途中で先行していた人を追い抜いていき、9時58分、この尾根上の見晴らしの良い場所に出た時点で先頭グループに追いつきました。

雪が降ったばっかりなので、雪が真っ白で本当に景色がきれいです。
ところで先頭グループの人はここで休憩するようですので、私がここから先頭で登り始めました。いつもだとこの先はクラストしていることが多いのですが、今日は無風で初夏の様に暑いため、雪もすっかりゆるんで湿った重い雪になっています。ラッセルはそう大したことはなかったのですが、シールに雪がべたべたとくっつくのには苦労しました。

尾根を登ってくると、上の方は昨日の暴風の影響でシュカブラだらけとなっていました。ただし暑さですっかり柔らかくなっています。

ただ斜面のいたるところに強風の影響と思われるクレバスが出来ていました。この斜面を滑り降りる場合はこれらのクレバスに注意する必要があります。

急斜面を登り切ると、いつもの風景が目に飛び込んできます。3月に来たときよりも雪が増えている感じです。


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隣に見える女人堂。


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乗鞍岳もすっきりと見えています。


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一昨日降った雪が強風で飛ばされてシュカブラになっています。シュカブラの下のバーンは、いつもならかちかちのアイスバーンになっている部分だと思いますが、今日はすっかりゆるんでざらめとなっています。

今回も左の尾根の上の登山道には登らずにこのまま沢筋をたどっていきます。

石室山荘の横の斜面の下から見上げたところ。この斜面も、新雪がおおかた飛ばされて少し茶色の古い雪のバーンが顔を出しています。


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11時53分、石室山荘到着。今日はあまりに暑くてちょっとばて気味で、時間がかかってしまっています(^^;。

ところで山荘の下を左側に回り込んで先に進もうとしたところ、その先の斜面がなにやら変な感じなのに気がつきました。雪の固まりが斜面に点々としています。もしかしてこれは雪崩の跡??。
ただそれらは雪に埋もれていますので、今日起きた新しいものではなさそうです。


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この斜面ですが、雪は良く締まっていて崩れる感じはしなかったために、迷いましたが予定通り上を目指して登っていきます。

どうやらこの辺りで発生した雪崩が、先ほどの雪の固まりが点々としている部分を滑り下って、そのまま右側の沢の方に流れ込んでいった様です。

大きなシュカブラが出てくる手前の斜面は、少し茶色の古い雪が見えていますので、おそらくここが雪崩の上端と思われます。多分昨日、吹き荒れた暴風のためにここに巨大な吹きだまり or 雪庇が出来て、それが一気に崩れたのではないかと推測しますが、実際のところはどうか分かりません。


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それにしても斜度もそれほどきつくない(おそらくこのあたりの斜度は30度弱ほど)ここでこれほどの雪崩が起きるとは意外です。
上に岩場が見えてくれば稜線も間もなくです。

12時26分、稜線到着。この頃になると天気予報通り薄雲が広がってきてしまいましたが、ここでも相変わらず風はそれほどありませんでした。(さすがに下と比べると涼しいと感じる程度に風はありましたが)
次の4枚はここからの山頂方面、二の池方面の様子。


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今回は山頂まで行かずにここからすぐに左側の沢状地形にドロップインします。

正面の中央アルプスも若干かすんできています。


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12時41分、ここから滑り始めます。


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雪ですが、比較的堅めのパックスノーです。


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雪崩が通っていない斜面の右端を滑り降ります。パックスノーと少し柔らかくなった部分が交互に出てきて、時々体勢を崩してこけてしまいました。雪はまだざらめにはなっていません。


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この先で斜面を左側にトラバースしていき、下の窪地の入口に向かいます。


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この辺りから雪は一気にざらめ化してきました。


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やっぱりこの沢を最初に滑るのは気持ちがいいです。
次の写真は先ほど滑った斜面をズームしたもの。


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この先でルートは3つに分流しますので、一番左に移動します。


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今回はこの暖かさのためにかりかりのバーンはどこにもなく、下はどこもざらめとなっていました。
だんだん左へとトラバースしていくと女人堂の上に出ます。


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ではここから女人堂左側の大きな沢を滑ってみます。ボーダーが何人か左の上で休憩していましたが、既に二人ほど滑った跡も付いていました。


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うっ、重い...。雪が深いのにそれが全部水気たっぷりのざらめになっていますので、かなり足にきます。


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この後左の方にトラバースながら滑っていき、朝登ってきた尾根まで来て、やっとここで遅めのお昼とします。13時33分でした。

13時50分、スキー場に向けて森の中を滑り始めます。朝は日陰はクラスト気味だったのですが、今はどこもすっかりゆるんで柔らかい深いざらめとなっています。

14時6分、ゲレンデに到着。そしてこの先の長いゲレンデを休み休み滑っていきました。

14時25分、駐車場到着。