日にち:2008年4月6日
場所:長野県栂池高原・白馬乗鞍岳
コース:栂池ロープウェイ自然園駅→天狗原→白馬乗鞍岳→天狗原→栂池高原スキー場
天気:晴れ
この週末は土日とも晴れの予報でしたが、土曜日は晴れていても風がかなり強かったということで、日曜日も風が心配だったのですが、実際には快晴でほぼ無風と言う最高の天気に恵まれました。逆に登っている間は暑くて仕方ありませんでした。
朝、5時15分に自宅を出発し、中央道→長野道経由で北を目指します。次の写真は白馬の街の手前で撮影したもの。里はもうすっかり春の雰囲気です。

今日行く予定の白馬乗鞍岳の斜面をズーム。

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次の2枚は栂池高原スキー場の手前で撮ったもの。

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駐車場到着、6時59分でした。この時間はさすがに駐車場もそれほど混んでいませんでした。ただバックカントリーで来ている人が大勢準備をしています。今日は上は大賑わいになりそうです。

準備をしてから7時15分、ゴンドラのチケット売り場に向かいます。運行開始は8時ということで、まだ窓口に並んでいる人はいませんでした。他にすることもないので、登山届けを記入してから一番前で窓口が開くのを待ちます。

おかげでゴンドラは2台目、そしてロープウェイは始発に乗ることが出来ました。

栂池ロープウェイ自然園駅を出て、外で出発の準備をしますが、風もなく日差しが強くてぽかぽかでした。


8時42分、シールを付けたスキーで歩き始めます。

始発のロープウェイには30人ほどが乗っていましたが、向かう方向がそれぞれ違う様で、この尾根沿いに天狗原を目指す人はあまり多くなく、私の前には山スキー/テレマークスキーの人が3人、後ろを見ても一人か二人という感じでした。
雪ですが、まだこの時間はクラストしたざらめがゆるみ始めているという感じでした。つぼ足で登る人も多い様で、トレースがぼこぼこになっている部分もあって、ちょっと歩きづらかったです。




次の3枚は天狗原に登る斜面の様子。



斜面を登っていきますが、雪が日差しでゆるんできていますので、ほぼ直登で登っていくことが出来ました。

さすがに昨日も大勢の人が入った様で、至るところにシュプールが刻まれています。まあ仕方ありません(^^;。



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斜面を登り切ると天狗原に到着です。

左側には白馬乗鞍岳の広大な斜面が広がります。


9時42分、天狗原の岩場に到着。

ヘリスキーで上がってきた人たちが既に斜面を登っているのが見えます。15人ほどはいるでしょうか。ちょっと悔しいなあ。
ところで今回は雪崩頻発地帯である登っていくルートの少し右側の上部斜面には明確な雪崩の跡は見えません。また数日前にあったらしい斜面左端の比較的大きな雪崩れの跡も、昨日吹き荒れた強風のためにほとんど分からなくなっています。

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まだそれほど疲れていませんので、休憩は1本滑ってからにしようと先を急ぎます。

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昨日の強風の残したシュカブラが一面に広がっています。ただし強い日差しでゆるんできていまして、がちがちと言うほどではありません。

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上に上がるにつれて、雪もだんだんと締まって堅くなってきました。

後ろを振り向くと、この時間はまだそれほど人は多くありませんでした。ただし、時間が経つにつれてどんどんと人が増えていきました。

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斜面の上の岩場が見えてきました。


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10時20分、岩場到着。なぜか岩場にはこの時間、誰もいませんでした。先に登っていた人たちは皆、どうやら白馬乗鞍岳の山頂の標識の方に向かったようです。

これだけ天気がよいので、せっかくですので滑る前に上の景色を見てみることにします。いつもだとこの上は猛烈な風が吹いていることが多いのですが、今日はここもほぼ無風でした。ここで上着を脱いだままのんびり出来るなんてめったにありません。


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さて先ほどの岩場に戻ってきて撮影した写真が次の3枚。

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さて今回はどこを滑ろうかなと考え、登ってきたルートの両側はかなり荒れていましたので、前回同様に斜面の下に向かって左側のバーンを滑ってみることにします。

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この岩場の手前まで行き、ここから下に向かって滑っていきます。

最初はシュカブラだらけでしたが、がちがちではなく、パックされたパウダーという感じでした。

ただしばらく進んでもその先の斜面が急に落ち込んでいるようで下の斜面が見えてこないため、これ以上進むとリスクがあると判断し、今回はこの斜面ではなく、もっと左側のもう少し緩やかな斜面の方を滑ってみることにします。斜面をどんどん左(北側)にトラバースしていきます。そしてここから滑ることにしました。


白馬乗鞍岳の東斜面の一番北側です。

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10時44分、滑降開始。

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雪ですが、上の方は堅めのパックスノーでした。斜面の下を見ると4人ほど、こちらのルートを上ってきているのが見えます。彼らにあまり近づかない様に下るコースを少し右に修整しますが、基本的にはこの斜面の一番緩いルートを出来る限り下りました。

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少し下ると雪が多少柔らかくなってきて、斜面からは風紋が無くなってきれいなバーンになります。ただしもちろんパウダーではなく、表面が薄くクラスト気味のざらめに近い湿った雪でした。削った雪がざーっと大きな音を立てながら滑ってかなり下まで落ちてゆきます。

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一番下の部分はあまり左に下りすぎない様に右側にコースを変えましたが、ここは日当たりが良い斜面の様でかなりざらめ化してきていました。

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ここでこの斜面は滑降完了です。11時、この先の窪地を越えた先で今日初めての休憩とし、お昼とします。次の2枚は今滑った斜面の様子。

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それにしてもヘリスキーの人がつぎつぎと到着して、ヘリの発着場から上に向かうコースは幅広い道の様になっていました。今頃上の方は休憩する人で大賑わいのことでしょう。

11時15分、天狗原から下り始めます。今回も前回同様に天狗原の先の斜面の北よりのコースを下っていきます。雪はここはもう完全にざらめとなっています。

次の写真は先ほど滑った斜面。

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白馬乗鞍の斜面を振り返りつつ滑っていきます。

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八方尾根でいつか滑ってみたい沢をズームしてみます。

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天狗原から下る斜面も、出来るだけノートラックの斜面を拾って滑っていきます。


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雪は一気に湿ったざらめになります。

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12時8分、圧雪?された林道に出ます。雪はもう十分に重く、林間を滑っても疲れるだけかなと思い、林道をそのまま下って行きました。


12時17分、スキー場のゲレンデに到着。
ところで振り返ると白馬乗鞍の斜面の向かって左側で、スキーカットによるものと思われる小規模な雪崩の跡が確認できました。ちょうど数日前に発生した比較的大規模な雪崩の場所のあたりです。それにしても今シーズンはこの白馬乗鞍の斜面では、来る度に新しい雪崩の跡を見かけます(^^;。それだけ雪崩には十分注意が必要な斜面と言えます。

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ゲレンデの重いざらめを滑り降りていきますが、ゲレンデ内もところどころ地面が顔を出しつつありました。

12時50分、駐車場に戻りました。
それにしてもここしばらくぽかぽかと暖かい日が続いたことで、山はすっかりざらめ雪の春山に変わってしまいました。これからはパウダーではなくざらめを滑る季節となります。