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日置川カヌー(2007年5月)

日にち:2007年5月3日〜5日

場所:和歌山県

コース:宇津木橋→向平キャンプ村(キャンプ)

天気:3日晴れ、4日晴れのち曇り、5日曇り

2007年のゴールデンウイークは和歌山県の最南端よりちょっと西側にある日置川(ひきがわと読む)に家族でカヌーに行って来ました。日置川は昨年来た古座川よりもう少し西の方にある川です。昨年の古座川がかなり良かったことから、同じく南紀の清流として知られる日置川を今年の行き先に選んでみましたが、実際に噂通りの清流でした。なお子どもたちの希望により、最終日には太地にあるくじら浜公園にも寄ってきました。
今回も私の家族だけで行ってきました。

今年のゴールデンウイークは前半と後半が分かれてしまい、後半は3日からスタートということで高速道路が間違いなく混むだろうと思い、3日の朝は早起きして3時45分に自宅を出発したのでした。中央道→東名阪自動車道(橘Jct経由)→伊勢道→紀勢自動車道(大宮大台IC)と南下して行きましたが、さすがに朝早いこともあって伊勢道の途中で若干渋滞した他はスムーズに走ることが出来ました。紀勢自動車道を下りてからR42をひたすら南下していきます。それにしても今日は本当に朝から天気がよい日で、進むにつれて季節が春から夏に一気に変わっていくような感じすらしました。
R42もところどころで渋滞したものの、昨年の初日ほどの大渋滞はなく、新宮市の国道沿いのジャスコで3日分の買い出しを済ませてから、だいたい予定通り午後3時過ぎにはキャンプ地の向平キャンプ村に到着することが出来ました。
日置川大橋を渡ってすぐの交差点を右折し、川の上流に向かいます。道路がほぼ川沿いを走っていますので、時々車を停めては川の写真を撮ってみました。

次の2枚は安居(あご)橋の上から撮影したもの。

次の写真はキャンプ場「オートキャンピングサイト ひきがわ.com」です。その次の写真はその上流側。

ちょっとした峠を越えるとすぐにえびね温泉が見えてきます。そしてその正面のあたりに大きな堰堤が見えています。おそらく日置川の川下りで一番の障害物となるものです。

左側の一部が切れていますが、水中に障害物もかなりありそうですので、ここはカヌーを下りてポーテージした方が良さそうです。
すぐに大きな橋があり、そこに「向平キャンプ村」はこちらの標識があります。川の向こう岸にキャンプ場が見えています。

次の写真はキャンプ場入り口。

そして管理棟。予約してあったことを伝え、キャンプの手続きをします。なお当初は3日から6日までの3泊4日の予定でいたのですが、天気が5日以降悪化しそうなことを考慮して3日から5日までの2泊3日に変更してもらいました。

キャンプサイトは全部オートサイトで、ローブで区画分けされた数十サイトがあります。川に一番近いサイトは皆埋まっていたため、比較的空いている奥の方のサイトの一角を確保することにしました。

今回も昨年同様にキャンプ場は移動しない計画ですので、キャンプは基本的にはオートキャンプを前提に準備しました。タープはコールマンの3ポールスクリーンタープ、テントはその中に山用のモンベル・マイティドーム4型を張りました。マイティドームは山用なので、オートキャンプ用としては正直狭いですが、まあ家族4人寝られなくはないですし、その分収納がコンパクトなのでこれを持ってきました。(今回はタープの中に張り、かつ気温も高めということで、結露は全くありませんでした)
なお今回は料理を快適にしようということで、以下の道具を新調しました。

2バーナーとしてコールマンのパワーハウスLPツーバーナー。クッキングセットとしてユニフレームの「fan5 DX」+「トレイルケトルL」。 スタンドとしてユニフレームの「キッチンスタンド」。もう一つ右側にゴミ袋をかけるためのスノーピーク「ガビングフレーム」。ユニフレームの「fan5 DX」ですが、これに含まれるライスクッカーでキャンプでお米を炊いてみたいと言うのが買った目的の一つです。またガビングフレームは野菜などを切ったゴミをすぐに捨てられるので、これは思った以上に便利でした。

次の写真は川に一番近いサイト。一番の人気サイトです。ただし木陰が少ないので夏場はちょっと暑いかも。

当初の予定では川を下ってきてから、上流に置いてきた車を取りにMTBで行こうと思っていたのですが(そのためにMTBも車に積んできた)、日置川は車上荒らしが多いという話も目にしたため、上流には車を置かずにバスで移動する方法も検討しようと、キャンプ場に渡る橋のところにあるバス停の時刻表を確認してみました。


(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)

ただどうやらスタート地点を予定していた市鹿野橋の方まで行くバスは1日3便しかなさそうで、今回はバスの利用は諦めました。
夕方、食事の準備を始めます。ライスクッカーによるごはん炊きですが、最後に火を止めるタイミングを見極めるのが難しく、一番底だけちょっとおこげになってしまいましたが、おこげの部分以外は普通のごはんでした(^^)。

その夜は晴れていたせいか若干涼しく感じましたが、寒いということはありませんでした。
さて次の日は朝6時過ぎに起き出して、キャンプ場の周りを軽く散歩してみます。
カヌーですが、当初の3泊4日の予定では2日目にキャンプ場の上流側を(市鹿野橋→向平キャンプ村)、3日目にキャンプ場の下流側を下ろうと思っていたのですが、日程を2泊3日に短縮しましたので、カヌーをするのは今日1日だけとなります。しかも妻と息子は風邪っぽいということで今日のカヌーはやめて休むことにし、娘と二人だけで上流側を下ることになりました。しかも市鹿野橋からキャンプ場まで10kmくらいなので、半日コースということでお昼にはキャンプ場に戻ってこられるだろうと思い、食事も持たずに本当に身軽で上流に向かいました。スタート地点まで車で行き、下ってきてからキャンプ場に置いておいたMTBで車を取りに戻るという計画です。
8時40分、上流に向かいます。次の写真は久木橋の上から撮った川の様子。
日置川ですが、ところどころにあるエメラルドグリーンの深い淵が印象的な川で、瀞場と瀞場の間に1.5級から2級程度の早瀬があるという感じです。また今回瀬ではほとんど底をついてしまい、ライニングダウンしましたが、おそらく今回川の水量が普段より少なめだったと思われます。

上流に向かうにつれ、次のような注意の看板をあちこちで見かけるようになりました。

やはり車を置いてくるとしたら人家に近いところが安心かも知れないと思うようになり、結局市鹿野橋までは行かずに、途中の宇津木橋の近くの集落に車を停めて、そこから下ることにしたのでした。
次の写真は有名な八草の滝のあたり。(あとから、正面に見える山と山の間に八草の滝があることが分かった)


(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)

途中にもう一つキャンプ場がありました。「ウッディー&リバー」です。

次の2枚の写真は宇津木橋の上から撮影した川の様子。上が下流側、上が上流側。そしてこの時、上流側の河原にカヌーを準備している人の姿が見え、ここなら集落の中なので車上荒らしには比較的安全だろうと、急きょここからスタートすることに決めたのでした。

次の写真は河原で準備している時のもの。もう1家族が数艇のカヌーの準備をしていました。
今回使うカヌーですが、アリーの折りたたみ式のカナディアンです。組み立てに時間がかかりますので、朝キャンプ場で既に組み立てて車に積んできました。

準備をしてから9時45分。いよいよスタートです。次の写真は宇津木橋を過ぎた直後の風景。

深い淵以外は常に底が見えていました。前に乗った娘も、周りの景色を眺めているよりは川をのぞき込んでばかりいました。

30分ほど下ったあたりの入り江で最初の休憩としますが、ちょうどこの場所は正面が岩場で淵となっていて、まるで夢の世界のようなきれいさでした。もう少し水温が高ければ、川に飛び込んで泳ぐのも最高でしょう。(実はシュノーケルセットも持ってきていましたが、結構水が冷たいので泳ぐのはやめました)


(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)

そしていよいよ八草の滝が近づいてきます。

今回、ツーリングガイドとして「全国リバーツーリング55マップ」を持ってきていまして、有名な八草の滝に立ち寄ってみたいと思いその場所を探してみたのですが、どうもこの55マップでは上陸場所がよく分からず。もう通り過ぎてしまったと思い、この先の右側に見える小さい河原に上陸して最後の休憩を取ることにしたのでした。

休憩していると上流から4艇のカヌーが下ってきました。そして同じ場所に上陸してきましたので話を聞いてみると、なんとここが八草の滝への入り口とのことでした。もしかしてとは感じていましたが、やはりここだったのか。55マップに書かれている八草の滝の場所は、ここよりちょっと上流側となっていて間違っていました。(ちなみに私が持っている55マップは初版本です)
早速娘と沢伝いに進んでいきます。(水は流れていません)

5分ほど登っていくと正面に滝が見えてきます。八草の滝です。

見上げるほどの高さより水が落ちてきています。水量が多いとかなりの迫力の滝となりそうです。
さて再び川まで戻ってきてのんびりと下ります。
この先で川が一気に狭くなっている部分がありました。今回下った中で一番パワーのある瀬でした。

ただしやはり瀬の入り口でカヌーが底をついたために下までライニングダウンしました。
久木橋を過ぎると川は一段と穏やかになりゆったりと流れていきます。

川が次に左にカーブする部分が向平キャンプ村前の広い河原です。

キャンプ場前の河原到着、12時5分でした。漕がなくては進まない部分も多く、予定より時間がかかってしまいました。

昼食を取ってからMTBで一人上流に向かいます。
途中、朝、車で通ったときには気がつかなかった標識が目に入りましたので立ち寄ってみます。

車まではMTBで20分ほどで着きました。車にMTBを積み込んで再びキャンプ場に戻ります。
夕方、体調が復活した息子と近くのえびね温泉に入りに行きました。ただ夕方は一番混む時間帯ということで、洗い場が少なくて時間がかかってしまいました。でもその分長時間湯船につかっていましたので、体はぽかぽかになりました。

この日は午後になってだいぶ雲が広がってきていたのですが、曇りのおかげで夜はそれほど気温が下がらず、かなり蒸し暑い夜となりました。
さて最終日ですが、長野に帰る前に太地のくじら浜公園に寄る予定です。朝6時に起きて軽く朝食を取り、すぐにキャンプの撤収を始めますが、車に全部の荷物を積み込むのに時間がかかり、結局キャンプ場を出ることが出来たのは予定を30分以上遅れた8時15分になってからでした。
R42を戻っていき、太地のくじら浜公園に到着したのは10時ちょうどでした。ここにはメインのくじら博物館以外に水族館やシャチやイルカ等のショーが行われていました。一番下の写真はシャチの大ジャンプの瞬間ですが、残念ながらシャッターを押すのが一瞬遅く、着水した瞬間の方を撮ってしまいました(^^;。

くじら浜公園を12時に出発し、途中で食事をしながら来た道順を逆に帰って行きました。目立った大渋滞もなく、このペースだとかなり早い時間に戻れるかなと思い始めたのですが、伊勢道に入ってから渋滞が断続的に続き、ここでだいぶ時間を取られてしまいました。四日市で渋滞を抜けてからは橘Jct→古牧IC→中央道と順調に流れていました。その後自宅到着21時30分でした。