日にち:2002年11月9日〜10日
場所:栃木県那珂川(烏山町境橋→茂木町新那珂川橋手前まで)
2002年秋のカヌーツアーは昨年に続いて那珂川に行って来ました。
ただし今回は日程的に1泊2日の強行軍となりまして、帰りはかなり疲れました(^^;。そして何より寒かった...、その一言に尽きます。
参加したのは私とT&子供二人、I夫妻の6名です。I夫妻ですが犬1匹と猫3匹を連れてきていまして、かなりにぎやかでした(^^)。
1日目、朝6時半に出発すべく準備をしていると、茅野から一緒に行くTから電話が来て、若干標高の高いTの家の方は雪が降っているとのこと。当初は白樺湖の方を抜けて佐久に出るコースで行こうと思っていたのですが、どうやらこの雰囲気では峠越えはちょっと厳しそうなため、急遽コースを標高がそんなに高くなくて交通量も多い下諏訪の和田峠を越えてゆくことにし、そちらに向かいます。どうやら標高800mから上は昨夜の雨が雪だったようで、周りの山々はかなり白くなっていました。たださすがに和田峠の国道には雪が全くなくて無事峠を越えることが出来ました。
佐久から上信越自動車道にのり、関越自動車道路の高崎JCT経由北関東自動車道の伊勢崎で降り、 そこからR50をひたすら東に走って途中からR4バイパスを北上し、県道64号を東に走って午後2時ちょっと前、やっと烏山町に到着しました。距離にして約300kmです。
境橋の麓のキャンプ場所にはすでにI夫妻が到着していました。
目の前を流れる1年ぶりの那珂川は相変わらずきれいでした。昨年に比べて気持ち水量が少なめという感じでしょうか。

今日は到着時間が遅くなってしまったため、カヌーはせずにそのままそこでのんびりしつつキャンプすることにし、さっそく河原に隣接する林の中にテントやタープを張ります。しかし今日は風がかなり強くてタープが吹き飛ばされてしまうため、残念ながらタープは諦めてその代わりに、運良く持ってきていた小型のメッシュ付のドーム型タープ?(正式名称は忘れてしまった)を張ることにします。
このメッシュ付のドーム型タープですが、5年ほど前に夏場のキャンプに子供を連れて行くときに虫除けにと買ったものでしたが、結局1回使っただけでそれ以来全然使っていなかったもので、
今回もしかしてこれが寒さを防ぐ多少の役に立つならとふと思いついて車に積んできたものでしたが、思った以上に役に立ってくれました。これが無かったら夜の食事の際など、寒さに耐えられなかったかもしれないほどです。
なおこの場所でキャンプしているのは、私たち以外に10名ほどのカヌーのグループが2つ、そして単独のキャンプのペアが1組いました。

メッシュ付のドーム型タープですが、2.5m×2.5m、高さ1.8mほどのドーム型で、6人くらいでキャンプするにはちょうど良いサイズとなっていて、中にテーブル2つとバーベキューコンロが入りました。外にいると風が寒いのですが、このドーム型タープの中にいると日が当たっているとまるで温室のようにぽかぽかでした。

今回もたき火をするため薪をたくさん持っていったのですが、薪を燃やすと煙がかなり出てしまい、一度ドーム型タープの中でたき火が出来ないかと中に持っていったのですが、その煙であっという間に息が出来なくなり、慌てて外に持ち出しました(^^;。
夜は買ってきた那珂川のサケをちゃんちゃん焼きにしてたっぷりいただき、そして同じくサケを入れた鍋で体を温めました。やはりこの時期、鍋は最高です。

その夜は11時頃に寝たのですが、さすがに空は良く晴れていたこともあり冷え込みが厳しくて、寒さで何度か目を覚ましました。
朝、テントは霜でばりばりになっていて、水の入った器には氷が張っていました。
それでも陽が当たり出すとあっという間に暖かくなってきて、川の上にも水蒸気の白い湯気が漂っています。今日は昨日以上に快晴の良い天気になりそうです(^^)。

朝食は昨夜の鍋の残りにうどんを入れて煮込み、その熱いうどんで体を温めます。
8時半頃から下流の上陸地点(新那珂川橋のちょっと上流のあたり)に向かい、車をおいてから再びキャンプ場所に戻ってきて、急いで出発の準備をします。今回下るフネですが、私は今回はインフレータブルのグモテックス380を使い、あとの2艇は両方ともカナディアンです。Tは子供2人と、I夫妻は連れてきた大きな犬と一緒に乗り込みます。

出発は11時ちょっと前くらいでした。出発地点から下流側を見たのが次の写真です。すぐ下流に境橋が見えています。

水ですが、かなり冷たくて、ずーっと手を入れていられないほどです。風も強くはないもののそれなりにあって、日陰では結構寒かったです。昨年は半袖のウェットスーツのみで下って寒くて懲りたので、今回はそのウェットスーツの上にセーターを着てさらにカッパの上着を着るなど、寒さ対策も十分に行いました。

しばらく行くと前方に烏山大橋が見えてきます。

この橋を過ぎると川は左右に分流するのですが、昨年はその右側を行って最後ちょっとした堰堤を担いで超えなければならなかったので、今回は左側を行くことにします。左側ですが、最初ちょっと浅くなってその後多少波の高い瀬が続くのですが、その波で多少水が中に入るものの特に問題なく3艇ともクリア。それにしても今回下った範囲では、一番パワーのある波だったような気がします。

右側から荒川が合流したあたりから那珂川は渓谷地帯に入ってゆき、山間部を右へ左へ蛇行しながら流れるようになります。ここから新那珂川橋までの渓谷地帯が一番那珂川らしい部分でしょうか。
時間も12時半近くになりましたので、 左岸の砂浜に上陸してお昼とします。

ここで1時間ほど食事&休憩をしてから再び出発します。
ただここからの渓谷地帯ですが、川の近くに山があると言うことで日陰の場所も多く、下っていてそんな日陰の場所にはいると結構寒かったです。そしてそんな気分もあるのでしょうが、日陰だと周りの景色もモノクロになり、そして陽のあたっているところに出ると風景が一気にカラーになるのがおもしろかったです。

また写真にはあまり写っていませんが、天気がよい日曜日だった事もあって釣り人も結構多く、下っていてコース取り等で常に気を使っていた様な気がします。きれいな川ゆえカヌーにとっても、また釣りにとっても最適なので、まあこれは仕方ない事なのでしょう。でも今回は下っていて何度も50cmほどのサケを釣り上げるのを目撃しました。さすがに迫力がありますね(^^)。
次の写真は大瀬の観光やなの手前から撮ったものです。

大瀬の観光やなですが、もう時期的にほとんどが取り壊されていて、川の右側半分の所々に石が積まれているだけでした。ここはいつも通り左よりを通過します。
大瀬を過ぎると瀬はほとんど無くなり、川はのんびりと流れるようになります。

車を停めてある上陸予定地点は新那珂川橋のちょっと上流あたりですが、ちょうどその河原に釣り人がたくさんいて、川の両側から竿を入れていたので、もしかするとひっかかるかもとヒヤヒヤしたもののなんとかクリアできました。
到着は午後3時半過ぎでした。今回下った距離が19kmほどでしたので、だいたい予定通りと言えるかも。
停めておいた車に荷物、カヌーを積み込み、再び出発地点に戻ります。
それにしても夕方4時を過ぎると一気に暗くなってきて、キャンプ場所に着いた5時頃はすでに真っ暗でした。車のライトを付けてキャンプを撤収し、午後6時に帰途につきました。
帰りですが、I夫妻のアドバイスで県道10号線を通って宇都宮まで出ましたが、来るときに使った県道64号と違って良い道で運転が楽でした。その後も特に渋滞もなくスムーズに走れたのですが、ただ1日漕いだあとの長距離のドライブはかなり体にこたえました(^^;。次に来るときは絶対2泊3日にしようと心に決めたのでした。