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XML MASTER

資格概要

XMLに関する技術能力を評価する日本発の認定資格で、XML技術者育成推進委員会によって実施されているベンダーニュートラルな資格試験。2001年10月にスタートした。
現在は基礎技術を認定する「ベーシック」 のみ実施されている。

ホームページ

http://www.xmlmaster.org/

対象ユーザ層

XMLに関係した業務をされている技術者全般。なお「ベーシック」はエントリー資格と言うことで、これからXLMについて勉強してみたいという方にも良い目標になると思います。

試験について

試験はアール・プロメトリックの試験センターにて実施されており、試験方法はパソコンを使った試験となっていて、終了時に直ちに結果が表示されます。

【I10-001 XMLマスター ベーシック】

試験時間:60分
合格ライン:70%(全40問)

受験記

【I10-001 XMLマスター ベーシック 2002年5月 合格】

2002年5月18日

以前からXMLには興味があったのですが、なかなか本格的に取り組んで勉強する機会が持てませんでしたので、今回このXMLマスターを受験するという目標を設定することで、これを機会に本格的に勉強してみることにしてみました。

試験勉強用に購入したのはソフトバンクの「XMLハンドブック」とリックテレコムの「XMLマスターハンドブック ベーシック編」の2冊。
実質的な勉強期間はほぼ1週間でした。これは 事前にインターネット等でベーシックの試験に関する情報を調べてみたところ、そんなに難しくないと言う声が多かったものでちょっと甘くみてしまったせいもあるのですが、実際に勉強を始めてみて(全くの初心者には)そんなに甘くはないことを思い知らされました(^^;。
最初にXMLとはなんぞやということをソフトバンクの「XMLハンドブック」を読みながら勉強し、続いてリックテレコムの「XMLマスターハンドブック ベーシック編」の問題を解き始めたのですが、予想以上にかなり突っ込んだところまで聞かれる問題が多く、正直かなり不安になってきてしまいましたが、この時点でもう試験の延期が出来なかった為、とりあえず問題の解説を丁寧に読みながら2回読み直し、いよいよ試験会場に向かいます。

試験は60分で40問、合格ラインは70%です。
問題ですが、レベル的にはほぼリックテレコムの「XMLマスターハンドブック ベーシック編」の問題とほとんど同じレベルだったと思います。(ただし同じ問題が多いという意味ではない)
3文字略語の正式名称を問う様な簡単な問題もありましたが、XPathやXSLTがらみの問題は(自分の理解度が低いせいもありますが)比較的難易度が高く、とりあえず最後まで答え終わった時点で見直しのチェックの付いた問題が22問もありました。残り時間20分ほどでもう一度見直してみましたが、最後までチェックが取れなかった問題が12問あり、うーん、これはボーダー上だなと感じつつ、終了1分前に終了のボタンを押します。

結果は75%。
どうにか合格ラインを超えることが出来ましたが、セクション毎の得点ではやはりxpath、xmlschema、xsltが悪かったです。まだまだです(^^;
そうそう、ちなみに3文字略語の正式名称を問う問題のうち、試験問題中にオンラインで見る事の出来るXML用語集にずばり正解の載っているものがありました。きっと問題を作った人のちょんぼでしょう(^^;

使用した参考書

XMLの基礎の勉強の為にソフトバンク「XMLハンドブック」を買ってみましたが、基礎の勉強用には正直言ってどのXML入門書でも良いと思います。インターネットでは「たのしいXML」と言ったサイトも参考になると思います。
今回の試験対策としては リックテレコムの「XMLマスターハンドブック」がなにより効果的でした。これが無かったら間違いなく不合格だったでしょう。試験に出る問題がそのまま載っている訳ではありませんが、問題の解説がとにかく丁寧で的を得ています。試験範囲もほぼカバーしています。

受験される方へのアドバイス

上にも書きましたが、やはりこの試験のバイブルはリックテレコム「XMLマスターハンドブック ベーシック編」です(^^)。ただしあくまで問題集ですので、基礎は別な書籍なりWebで勉強してみて下さい。
試験の難易度としてはエントリークラスと言うことで、確かにそんなに高くはありません。ただしリック本の解説の内容が理解出来ていないようですと合格は難しいかも。
もちろんすでに業務でXMLに携わっている方は日頃の実力で十分合格出来ると思います。