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VBAエキスパート

資格概要

VBA(Visual Basic for Application)のスキルを評価する試験。当初は日本VBA協会がマイクロソフトの協賛を得て実施していたが、現在はオデッセイコミュニケーションズが試験を実施している。
現在はExcelとAccessのベーシックとスタンダード、それと上位資格であるProfessional Office 2003の試験が実施されているが、Professional Office 2003については2014年3月末で終了の予定。

ホームページ

http://vbae.odyssey-com.co.jp/

対象ユーザ層

ベーシックはExcel、AccessのVBAの基礎を勉強したい人向け、スタンダードはVBAでそれなりに業務で使えるソフトを開発をしたい人向けです。

試験について

試験はオデッセイコミュニケーションズ指定の試験会場にて実施されている。試験方法はパソコンを使った試験となっていて、終了時に直ちに結果が表示されます。

【PA0-012 Excel 2002 スタンダード】

試験時間:70分
合格ライン:70%(全45問)

【PA0-022 Access 2002 スタンダード】

試験時間:80分
合格ライン:70%(全50問)

【Access VBA スタンダード】

試験時間:60分
合格ライン:650〜800点(1000点満点、問題の難易度によって上下する)(全40問)

受験記

PA0-012 Excel 2002 スタンダード 2003年9月 合格報告

PA0-022 Access 2002 スタンダード 2003年12月 合格報告

Access VBA スタンダード 2013年11月 合格報告

【PA0-012 Excel 2002 スタンダード 2003年3月 合格】

2003年9月17日

VBAエキスパート試験は開始された時から興味を持っていまして、今回やっと受験してくることが出来ました(^^)。
私自身のVBA経験ですが、3年ほど前からAcess、Excel、OutlookなどでVBAを使った開発を多少やってきています。(実験室の方に、ExcelやAccessのVBAで作ったゲームなどを公開していますので、興味のある方はダウンロードしてみて下さい。片手間で作ったプログラムですので、プログラムの中身については大目に見て下さい(^^;)
したがい何も勉強しなくてもスタンダードクラスは合格しなくてはまずかなと思ったのですが、ただここ1年ほどVBAの開発からちょっと離れてしまっていることもありますので、これを機会に復習もかねてVBAエキスパートのスタンダードの参考書できっちりと勉強してみることにしてみました。

勉強期間はほぼ1週間ほどでした。勉強のために用意したのは、翔泳社の「VBAエキスパート教科書 Excel VBA ベーシック」と「VBAエキスパート教科書 Excel VBA スタンダード」の2冊です。ベーシックの方の参考書まで買ったのは、ベーシックのレベルがどんなものか確認したかったからです。
まず最初に全く参考書を読んでいない状態で、「VBAエキスパート教科書」に付属していたCD-ROMに入っていた模擬試験をやってみました。ベーシックの方は40問中32問、スタンダードの方は45問中35問と、とりあえず8割前後は得点でき、この時点で合格ラインの70%突破はまず確実だろうという手応えを感じることが出来ました。
折しも、VBAエキスパート試験では「高得点キャッシュバックキャンペーン」が実施されており、スタンダード試験だと90%以上で3000円キャッシュバックがあるということで、今回の受験は90%以上の得点で合格することを目標としてみることにしてみました。
まずベーシックの参考書を一通り読んでみます。ベーシックではVBAとはと言う基礎知識と基本的な操作ができるかどうかが中心となっていて、VBAプログラミングのいわば準備運動的な位置付けだなと感じました。
次にスタンダードの参考書を、実際にExcelを操作しながらじっくりと読んでいきます。スタンダードになると、いよいよVBAプログラミングに足を一歩踏み込みますが、ただ扱っている内容としてはあくまでVBAプログラミング入門プラスアルファというレベルだなと感じました。公式サイトでもこのExcelスタンダードは「初級・中級者」となっていて、実際にも初級7割、中級3割くらいかなと感じました。ただ私自身、Excel独自の機能については結構知らない機能も多く(^^;、勉強していて「へぇ〜へぇ〜」と思うことも多かったです。
参考書を一通り読んでもう一度チェックした部分を中心に見直したら、もう試験当日となっていました。

試験は70分で45問です。90%以上を目指して問題に取りかかります。
簡単な問題は簡単ですが、悩ませる問題もちょこちょこあり、進むにつれて見直しのチェック付きの問題も増えていきます(^^;。
「VBAエキスパート教科書」には載っていなくて、実際にいろいろといじった経験が無いと判断できないだろうなという問題もいくつか見かけました。
複数選択問題は全て選択数が指定されていました。また選択肢が2つだけという問題もいくつもありました。(2つというのはちょっと選択肢が少なすぎるような...)
「VBAエキスパート教科書」で見かけた様な問題も2割ほどあったような気がします。
40分ほどでとりあえず最後まで解答し終わり、チェックを付けた18問(^^; をもう一度じっくりと見直していきます。
そしてチェックを8問まで減らした時点で、その8問も2択までは追い込めているので確率的に半分は取れていて欲しいと願いつつ終了のボタンを押します。
結果は91%。ぎりぎりでしたが、なんとかキャッシュバックキャンペーン対象での合格を果たすことが出来ました(^^)。

さて次はAccessのスタンダードを出来たら年内に、プロフェッショナル試験が来年に開始されたらExcelとAccessの両方をぜひ受けてみたいと思います。

使用した参考書

「VBAエキスパート教科書」はVBAエキスパート協会公認の参考書でもあり、合格に必要にして十分な内容だと思いました。お勧めです。
ちなみに今回ベーシックの教科書も使いましたが、ある程度VBAの経験のある方ならスタンダードの受験にはスタンダードの教科書だけで十分だと思います。逆にVBAの経験のない方が取りかかるとしたら、まずはベーシックからやった方が良いでしょう。

受験される方へのアドバイス

VBA開発経験がある人ならそんなに難しくない内容だと思いますが、普段使わない機能の勉強にもなりますので、受験を機会にきっちりと参考書を勉強することは良いことだと思います。
これからVBAを勉強しようという人も、参考書をきっちりとこなせば十分合格ラインに到達することが出来ると思います。ただVBAは予想以上に奥が深い世界です。対策本だけでなく、ぜひプログラムの実例集などを手本に実際に出来るだけ多くのプログラムを経験されることをお勧めします。
ちなみに今回試験を受けてみて、VBAで飯を食っていくためには最低限プロフェッショナルの知識は必要かなと感じました(^^;。

【PA0-022 Access 2002 スタンダード 2003年12月 合格】

2003年12月20日

11月下旬から12月にかけてAccess 2002 スタンダード用の参考書が発売されましたので、そろそろこの試験を受験してみることにしてみました。
もちろん受けるからにはと、今回も「高得点キャッシュバックキャンペーン」の90%以上を目指してみることにしました(^^)。

参考書としては翔泳社の「VBAエキスパート教科書 Access VBAベーシック」とインプレスの「徹底攻略VBAエキスパート教科書 Access 2002 VBAスタンダード」を購入し、試験の10日ほど前から勉強を始めました。
まず最初に「VBAエキスパート教科書 Access VBAベーシック」から読んでみます。私自身、以前にAccess97/2000でちょっとした開発経験はあるのですが、ただ最近はAccessで開発業務をあまりしていないことと、私の知識がAccess97/2000でほとんど止まっていることもあり(^^;、今回の受験をきっかけにAccess2002を最初から勉強してみようと思ったためです。
ちなみに本を全く読まない状態で、付属していたCD-ROMの模擬試験をやってみたところ、71%の正解率でした。思ったより点数が悪かったですが、その一番の原因はマクロの問題があまり出来なかったことでした。私自身、マクロでプログラムを組むことはほとんど無く、もっぱらVBA上でコードを書いていますので、正直マクロに関する知識が不足気味でした。
なお同時にインプレスのスタンダードの教科書に付属している(と言うか、Webからダウンロードする形)スタンダードの模擬試験をやってみたところ、こちらは恥ずかしながら58%しか出来ませんでした(^^;。 思ったより難しめと言うこともありましたが、自分自身に2002の新機能やADOに関する知識が足りなく、その辺で点を大きく落としてしまったのです。うーん、さすがに今回は前回受けたExcelの時と違って、かなり苦戦しそうです...。

とりあえず気を取り直し、それから試験までにこの2冊を実機操作しながら各2回読んでみました。 (ちなみに読んでから模試をしてみれば、それなりの点数は取れたと思います)
参考書ですが、翔泳社のベーシックの教科書は内容も充実しており、ベーシック対策としては十分な内容だと思いました。ただしベーシックはVBAとしてはあくまで準備運動的なレベルです。
インプレスのスタンダードの教科書は、翔泳社に比べるとページ数も少なく解説が全体的に不足気味だと感じました。ある程度VBAの経験のある方が試験範囲を確認するのに読むならこの本でも十分だと思いますが、これからVBAを勉強しようと言う方にとってはちょっと厳しいかもと感じました。(ただ試験を実際に受けてみた感じでは、この教科書だけでもきっちりやれば合格ラインに到達できると思います。ただ、理解すると言うよりはとにかく覚えるという感じにはなると思いますが(^^;。)

そしていよいよ試験。最初に簡単なアンケートがあり、それが終わると試験が始まります。
80分で全50問、90%を目指して問題を解き始めます。ところが前半は比較的難しめの問題が続き、これは90%どころか合格ラインすら厳しいかもと思い始めたのですが、その後比較的簡単な問題も増えてきてほっと一息。とりあえず55分ほどで最後の問題まで到達出来、残りの時間、見直しのチェックの付いた20問をもう一度じっくりと見直していきます。参考書で見かけたのと同じような問題も数問ほどあったと思います。複数選択問題は2、3問ほどでしょうか。最後に残ったチェック付きの問題10問も、いずれもほぼ二択までは追い込めているので、なんとかぎりぎり90%に到達して欲しいと願いつつ、終了のボタンを押します。
すると表示された結果は90%!。本当にぎりぎりでしたが、なんとか目標のラインを突破することが出来ました(^^)。

さて今後ですが、この次はAccess/Excel共にプロフェッショナルの試験をぜひ受けてみたいと思っていますが、ただ開始予定が来春ということでまだしばらく先になりそうです。

使用した参考書

翔泳社の「VBAエキスパート教科書」は、VBAベーシックレベルの参考書としては内容も充実していて悪くないと思います。なおある程度Access VBAの経験のある方なら、いきなりスタンダードから入っても良いでしょう。
インプレスの「 徹底攻略VBAエキスパート教科書」は、現在発売されている唯一のスタンダード対応参考書と言うことで使いましたが、翔泳社のシリーズに比べてページ数も少なく、解説も全体的に不足気味だと感じました。ただ合格レベルに到達できるかどうかという点では、この1冊をきっちりとやればなんとかなると思います。

受験される方へのアドバイス

VBA開発経験がある人ならそんなに手ごわい試験ではないと思います。ただ以前受けたExcelスタンダードの試験よりは若干難易度が高く感じました。
ADOや2002での新機能(FileSearch、FileDialogなど)のチェックはもちろん、普段よく使う関数もいろんな書き方や省略時どうなるかなどを実際に操作しながら確認しておくとよいでしょう。
なお私がかつてAccessを始めた時に苦労した話を雑記帳に登録してありますので、興味がある方はぜひご覧下さい。(下から2番目です)

【Access VBA スタンダード 2013年11月 合格】

2013年11月9日

VBA Expert試験は10年ほど前に2002バージョンのスタンダードを合格しているのですが、その後試験の運営会社が変わり、また試験もバージョン表示が無くなった新バージョンとして実施されていますので、試験の内容の確認も含めて約10年ぶりに挑戦してみることにしてみました。
前回は90%で合格していますので、今回も900点以上での合格を目指してみました。

参考書としては公式テキストの「VBAエキスパート公式テキスト Access VBA スタンダード」と念のために「VBAエキスパート公式テキスト Access VBA ベーシック」も用意し、この2冊をきっちりとやってみることにしたのですが、いつもながらじっくりと勉強している時間がなかなか確保できず、結局それぞれ2回ずつ目を通した時点で時間切れとなってしまいました。
普段から仕事上でもAccess VBAでの開発業務はしているのですが、Access VBAの全ての機能をもれなく使っている訳ではありませんので、基礎の確認を含めて良い勉強になったことは確かです。
ちなみに本を全く読まない時点で付属していた模擬試験をやってみたところ、ベーシックが31/40で77%、スタンダードが21/40で52%という結果でした。スタンダードは記述式の問題が多いのですが、コマンドなどはうろ覚えの部分が多く(^^;、これはまいったと言ったところでした。

さていよいよ試験です。近くのパソコンスクールが試験を実施していましたので助かりました。
60分で全40問、900点を目指して問題を解き始めます。模擬試験にあったような問題もいくつかありましたが、やはり半分ほどある記述式(穴埋め)の問題で記憶があやふやなところでつまずき始め(^^;、40分で一通り回答した地点で見直しのチェックが付いた問題は20問ほどありました。残り時間でもう一度問題を見直していきますが、最後まで見直しのチェックを外せなかった問題が5問ありました。
80%以上は取れたと思うのですが、90%は少し厳しいかなと言う感触で終了のボタンを押します。
アンケートの後、表示された結果は、最低合格点700点に対して840点でした。目標の900点には届きませんでしたが、なんとか合格していました。

使用した参考書

試験にはベーシックの範囲も出題されるのですが、スタンダードのテキストでは基礎が簡単にしか書かれていないため、勉強にはベーシックのテキストも必要だと思います。
この2冊で必要にして十分です。ただいずれも載っているコードが、単に動作を確認するためだけの実用的でないものばかりなのが残念と言えば残念。

受験される方へのアドバイス

選択式ではない、コマンド等を実際に入力させる問題が半分ほどありますので、コードを実際に手入力して覚えることが何より重要です。
なお実際に受けてみて、公式テキスト2冊でほぼ出題範囲をカバーしていると思いました。隅々まできっちりと読み、実際にコードを全て手入力して覚えれば、スタンダードの合格ラインには十分達するでしょう。